タミヤ エレファント その10 <デカールとクリアがけ>
昨日やってしまえばよかったのですが、デカールを貼りました。
細かい鋼板表現の凹モールドがあるため、軟化剤を塗ってもシルバリングが起きてしまったので、あとでデカールの上からナイフで突いてたくさんの穴をあけ、エナメルのクリヤーを流し込んでおきました。
デカールを貼ってから、装備品等の塗り分けです。すっかり忘れていました。
ところが、塗っていて、後部のハンマーが何かおかしいことに気付きました。
受け具のモールドが、ハンマーの上面にまで施されていますね。「アレ!? なんかヘンだぞ?」と感じました。だって、これだと、いざ使うというときに、どうやってもハンマーを取ることができないことになるわけですよ。
「え~、こんなでエエんやっけ!?」と思いつつ、塗装図を確認しました。
やっぱり確信犯です。塗装図でもモールドどおりの塗り分けになっています。
箱に「綿密な実車取材に基づいて」って書いてありますけど? でも、こんなの、実車考証云々以前の問題で、実車のことなんか知らなくたって分かりますよ。
ちなみに、組説図中でこのハンマーの塗装色指示がまるまる一部抜けています。前にも書きましたが、このキットの説明図は、タミヤとは思えないほど分かりにくいです(とは言っても、あくまで「タミヤにしては」の話。ドラゴンとかよりははるかに親切ですが)。
今さら気付いてもどうしようもないので、モールドはそのままに塗りでごまかしました。これから作るかたは、ハンマーを接着する前にモールドを削って修正してください。
デカールが乾いたら、半ツヤのクリアでコートしておきました。ホントは1晩は乾かさないといけないんですが。
半ツヤコートにしたのは、ツヤありだと表面が滑らかすぎて、フィルター塗装の際に塗料の「引っかかり」がなくてやりにくいし、ツヤ消しだとスミ入れが面にまで染みて汚くなるから、その間をとってみました。
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