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2012年1月25日 (水)

これでいいのか? 模型作りとSNS

最近、「SNS(ソーシャルネットワークサービス」というのが普及してきていますね。ITにはどちらかというと疎い私も、facebookだけはやっていますし、ブログも広い意味ではSNSと言えるのかもしれません。

これらによって、模型作りを発信するモデラーはプロ・アマ問わずたいへん多く、また世界中のモデラー同士がつながれるので、おびただしい数の作品を目にすることができるようになりました。こうした場で公開されている作品の数々は本当に素晴らしく、心から感服してしまいます。

ところが、おそらくは自分の傑作を多くの人に見てもらいたいというだけの純粋な気持ちでやっているのだとは思いますが、凄まじくハイレベルな作品がどんどんアップされるようになってくると、求められる完成度にどんどん拍車がかかって、「見せあいっこ」から「見せつけあいっこ」になってきているように感じられてなりません。「いいね!」とか「Great work!」なんてコメントをもらえるような作品でないと公開する意味がないというか、こういうコメントをもらうためにアップしているかのような…。

私は、上手くなることが模型作りのすべてではないと思うのですが。

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あれこれ」カテゴリの記事

コメント

アメブロなんかプラモブログ多くて見てるとモデラが自慢ご報告日記毎日同じネタで更新してますが 最後に売りに出してまた同じキット買ってきて完成品売るモデラがいますが感心しますよ なんかワンパターンでつまらんですがね~

投稿: ジャスミン | 2012年1月26日 (木) 04時32分

ジャスミンさん、こんにちは。
私もこうして生意気にブログなんかやってはいますが、作品としては人に見せびらかせるほどのモノじゃないことも承知しているつもりです。
とにかく、誰でも楽しくプラモ作りをしてほしいなあと思ってやっています。多くのアマチュアブロガーさんもそうだという気がします。
でも、facebookとかになると、「オレはここまでやってるゼ!!どーだ、スゲーだろ!!」みたいに思えるのが多すぎるんです。そういうつもりはないのかもしれないけど、結果そうなってるんですよね。これではプラモ作りはどんどん敷居の高いものになっていく気がします。

投稿: Bluebell | 2012年1月26日 (木) 12時15分

「どうだ~こんにゃろ!」って作品を一度で良いからブログに載せてみたいもんだの~(苦笑)
私にとってブログに拙い模型作り載せ続けているのは、ヘタでも作ると楽しいヨ!って伝えたいってコトと、模型作りから多くの方とコミュニケーション取りたいって理由ですね。

投稿: コウ | 2012年1月26日 (木) 22時37分

こんばんは。 

確かに楽しく作ればいいんでしょうが…

でもやっぱり上手くなりたい…

でもなかなか上手くらない…

だからプラモデルは楽しいのかもしれませんね!

投稿: 戸塚 | 2012年1月27日 (金) 00時33分

コウさん、戸塚さん、こんにちは。
「切磋琢磨」という言葉があります。お互いに刺激し合って高めあうというのはよいことです。模型作りを上手になろうとすることはもちろん必要なことですし、楽しいものです。
ただ、他の誰かを超えることばかりがその目的になってしまうと、それはもはや「競技」です。雑誌などの内容も、「分かる人には分かる」ものが目立つようになり、かといって教えてくれるところもありません。こうなると「勝てる人」はほんの一握りのヘビーユーザーだけです。
SNSでの「見せあいっこ」は、作者の顔が見えませんから、その人なりに頑張った作品というのが伝わりません。
そのため、レベルの高い作品ばかりがもてはやされ、そうでない作品は無視されてしまいます。
これでは楽しくありませんよね、と言いたいのです。

投稿: Bluebell | 2012年1月27日 (金) 12時04分

その通りですね、切磋琢磨しながら楽しく作ります!

投稿: 戸塚 | 2012年1月27日 (金) 21時09分

はじめまして。現代の日本人に言える事ですが、模型文化全般的に見てハード(技術的な事、物)ばかりに執着する傾向が強い様ですね。もう少し、ソフト(数値化できないもの、情緒、モラル、思いやり等かつての日本人が備えていたもの)の面の充実や向上を重んじることが、本当は大切だと思う人達が居ても良いものですが・・。ハードは自ずとソフトについて来るものだと思います。あとSNSのシステム的な問題もあると思いますが、それは管理者が責任をもって随時アンケートを取る等して、改善等の対策、対処をしていく事こそが義務ではないか?と思っています。

投稿: アン | 2012年1月28日 (土) 19時44分

アンさん、いらっしゃいませ。
模型って、写真で見るだけではあんまり分かりません、というかパッと見の印象しか伝わりませんよね。
やはり現物を見て作者さんと話をしてこそいろいろ伝わるし、お互いに楽しいものだと最近感じるようになりました。
パソコンのモニターの中で出来栄えだけを競い合って、何を得るのだろうと思うのです。
私のように、とにかく模型を作って模型作りの話だけをしたいという人間はちょっと変わっているのかもしれないと、実は特に最近強く感じています。

投稿: Bluebell | 2012年1月29日 (日) 10時10分

わたしは逆に、たのしんで作る人ばかりがネット上に多過ぎて
作品の質が低下しているんじゃないかと思ってしまったのですよ(数年前のこと)。

海外モデラーのサイトを見て回ったとき愕然としまして、

「日本はプラモデルの一大生産国でありながら、その国のユーザであるモデラーのレベルはあまりにも低いのではないか!?」(けっきょくは子どもの遊びと一般的な認知)

「マホガニーでシェード吹いて、基本塗装して、ウォッシングして、ドライブラシでハイライト入れて・・・・と、毎回同じことをしていて、あまりに創造性がなさ過ぎるし、ひとつの技法に固執し過ぎている」(創造性がなさ過ぎるゆえの、おもしろくねーもーやめた的模型離れ)

「これじゃあ日本人がなめられてしまう」←こういう発想自体がBluebellさん的には批判されそうですけど(笑)。

その当時は超絶工作に重点をおいたサイトがほとんどでした。
みなさんエッチングパーツや金属砲身をあたりまえのように使われていました。
そこで、塗装表現に重点をおいたブログを立ち上げてやろうと思ったんですね。

「改造工作ばかりが模型じゃないよ、塗装も同じくらいに、いや、それ以上に重要だよ」と。

Bluebellさんの言われている意味はじゅうぶんに承知しています。
たのしんで作ることは大切です。
できあがりの質はどうであれ、無心に作業するたのしさはだれのものでもなく自分にとって心癒されるひとときです。
子どもでも遊べる趣味を、間口を狭くしたり敷居を高くすべきでないと思います。
(最近のキットが高額なのは子どもには敷居が高くなっているかも)
その点では、もっとたのしさを掘り下げて伝えていくことが必要でしょう。
さらに、かつてはプラモデルを作っていたことのある大人たちにも、もう一度あのすばらしい時間を思い出してもらう努力も必要だと思います。

その一方で、ハイクラスな作品も必要だと思いますよ。
それらを目にしたとき「おー!!スゲー!!!」という感動とワクワク感はありましたもの。
野球少年がプロ野球を見たときの感動と同じではないでしょうか。
わたしはすばらしい作品を見ることも、模型人口を広げることにつながるのではないかと思っているんです。
(そのfacebookがどんな状態なのかは知らないのですが)


投稿: 宮崎一誠 | 2012年2月 6日 (月) 11時49分

宮崎さん、こんにちは。
私も、ハイレベルな作品がウェブや展示会で見られること自体は素晴らしいことだと思っています。それに、こんな私でも、少しでもうまくなろう、なりたいと思いながら、プラモ作りをしています。

ただ、やはり「手段が目的化してはいけない」とは思うんですよね。その点、最近の作品の発信合戦は私が言う「見せあいっこではなく見せつけあいっこ」なんです。

だから私は、今のスタイルで発信していきたいと思います。こんな拙作でも「うまい」と言ってくれる方がなんといるのですから。そんな人にとって、トップレベルの作品をただ見るだけでは、自信をなくして作るのがイヤになってしまいかねません。作者がそこにいて、じかに話を聞いてこそ、得るものがあると私は思います。

投稿: Bluebell | 2012年2月 7日 (火) 12時29分

Bluebellさん、当方へのお返しコメントありがとうございました。
お二人のお話、興味深く聞かせていただきました。
インターネットが普及した当初は、世界中の遠く離れた色々な人達と繋がることができるという事が革新的でした。他にも利害点は沢山あると思いますが、純粋に模型を楽しむのに必ずしもインターネットが無ければ困るという事はありません。
模型趣味は本質的には、個人プレーで楽しめる極めて自己満足的なホビーだと思います。それで良いという方は、それにとどまれば良いですし、同志と交流したければその様に展開してゆけばよろしい訳ですし、そこは色んな価値観があって良いと思います。
ただ、営利等が目的で無く特定の人達の交流が目的であれば、わざわざその有様をネットで公開するまでもなく非公開制なり、私信メールなり、電話なり、直接足を運べば良い訳です。今のこの私の行為もはたしてどうなのか懐疑的です。
私の率直な意見としては、模型文化そのものにあまり悲観的ではなく、むしろ公開制インターネットで交流する意義は一体何なのか?という事です。
テレビやラジオ放送に特化したプロフェッショナルやスペシャリスト達が必要だという事は、公的発信にはそれなりの法的にも責任を負う義務が発生するというこではないでしょうか?。
第三者が見て、疑問に感じたり不快に感じたりするということは、やはり結局の所その当事者が未熟であり、心のあり方も問われている訳で、一般人があたかも有名人のように日常の会話、電話の会話のような事がそのまま公表されてしまうということも、良きにしろ悪きにしろ現在のインターネットの特色であると思います。
長文にお付き合いしていただいてありがとうございました。

投稿: アン | 2012年2月 9日 (木) 22時40分

アンさん、こんにちは。返事がすっかり遅くなってしまってごめんなさい。

結局、私が言っているようなことは単なる「ヘタクソのひがみ根性」なのかもしれません。というか、そういう気持ちがあることを否定はしません。
でも、「プラモデル」の最大のメリットは、「作りたい模型が誰にでも作れる」ということです。とはいえ、実際に作ってみれば同じものは二つとありません。それで十分おもしろいのです。
宮崎さんのおっしゃる「独創性・創造性」というのもよく分かります。それが、世間では何か競争のようなモノになってきているのがどうも腑に落ちないというか…。

今の模型界って、ユーザー層だけでなく作品レベルまで「逆ピラミッド型」になってきている気がします。もちろん、良くも悪くもあるのですが。

投稿: Bluebell | 2012年2月12日 (日) 19時52分

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