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2011年10月10日 (月)

これもエアブラシです。

弊店にはエアブラシメーカー「アネスト岩田」さんのご協力で試用ハンドピースの貸与を受けています。
平吹き用のエアブラシ「HP-TP」もその一つとして常備しており、一般的な丸吹き用との違いを知るためにも私も何度か使ってみています。

0.5mm口径で平吹きのこのハンドピースは、大きい面を均一に塗りつぶすのに特化したエアブラシで、丸吹きに比べはるかに効率的に塗装ができる、素晴らしく便利なツールです。

ただ、気になる点もいくつかありましたので、今回無理を言って、以前から気になっていた新製品を貸して頂けることになりました。私はこのHP-THとの交換をお願いしたのですが、新たに貸していただけることになり、なんとも恐縮しております。

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それがこちら。「エクリプスG3」です。
見た目はスプレーガンそのままですが、これでもれっきとしたエアブラシなんです。

同社の低圧スプレーガンのボディを利用し、エアブラシと同等の圧力(1.0~1.5Mpa)でも微粒子での噴霧を可能にしています。
口径は0.3mm、0.5mm、0.6mmがありますが、やはり模型用ですのでもっとも小口径の0.3mmに興味がありました。

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HP-THと大きさを比べるとこのとおり。
見るからに大きいですね。模型用には大げさすぎる気がするほどです。







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重量を測ります。
HP-THは200グラム弱です。








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G3は300グラム弱で、ちょうど5割増し。重いです。









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ところが、実際に持ってみると、不思議なことにG3のほうが明らかに軽く感じます。測ってみて逆の結果に驚いたくらいです。
手のひらでしっかり握り込めるのと、重量バランスのせいではないかと思います。よく見れば、大きいのは塗料カップだけで、本体は大して変わらないことに気付くでしょう。






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ニードル形状を比較すると、両者の性格の違いは明らかです。
上のHP-THに比べてG3は明らかにテーパー部が短く、角度が急です。つまり、トリガーを少し引いただけで大きく開いてしまいますので、繊細な吹き幅調整はできません。





Img_4758a
HP-THのキャップ先端はこのような形状になっています。
外のツノ状の部分に小さい穴が開いています。ここから空気が内向きに噴射され、元々丸吹きの噴霧を横から潰して縦に広げるわけです。これが平吹きの理屈です。






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G3も構造は同じです。
ただ、G3はこのツノからの空気量をダイヤルで調整してパターン幅を調節することが可能です。いっぱいまで絞れば丸吹きになります。
HP-THは、平吹きのパターン幅は固定式で、キャップを替えることで丸吹きにできます。

どうです、オモシロイでしょ?
次回は、実際に吹いてみた感想について紹介します。このG3が模型用に使えるといいんですが、やってみないと分かりません。

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