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2011年5月11日 (水)

これぞWorld's finest models!! <前編>

先日は私の憧れであるミゲル・ヒメネス氏にお会いでき、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
ご本人と直に会話ができたばかりか、氏の作品を生で、しかも間近で見る機会を得られたのはまさに千載一遇であり、もうこの先こんなことはないかもしれません。

この喜びを少しでも多くのモデラーさんと共有したいので、その作品を載せたいと思います。
ただ、光量が少ないなか三脚も使わず、また時間をかけてじっくり撮ることもできなかったうえ、自分自身舞い上がってしまってカメラの操作を間違えたりして、あまりいい写真は撮れていませんでした。
全体的に絞りを開きすぎているため被写界深度が浅く、模型全体にピントがきていない写真が多くなってしまいました。とても残念なミスです。

単体のクリアな写真は氏のブログに掲載されています。そちらもぜひ参考にしてください。
以下の写真は、どれも横幅1600pxで開きます。大きいので驚かないでください。

Img_2498a
まずはこちら。
戦車の名前は知りません(氏のブログではVK1602と紹介されています)が、この際そんなことはどうでもいいですよね。


Img_2498ba
こちらが縮小前の元画像から切り取ったものです。キャタピラのホコリっぽさが絶品です。




Img_2500aa
AK-InteractiveのDVDで撮影に使われていたパンサーです。めっちゃカッコイイですよ。




Img_2500b
もう見どころ満載なのですが、まず目を引くのは見事なウェザリング表現です。
これは他の作品にも言えることなのですが、これだけハードウェザリングにも関わらず、汚らしくないんですよ。全体の色のバランスが計算されつくしている、そんな感じです。または氏のセンスのなせるワザであり、そこが他の追随を許さない秘訣なのかもしれません。

Img_2518c
反対側。
写真は実物を何倍にも引き延ばして見せてくれますが、あくまでも1/35スケールの模型です。いかに細やかな表現か想像できることと思います。

Img_2501a
後部パネルです。ピントのきてる範囲が狭くてもったいない~。




Img_2501b
キャタピラはフリウルのようです。





Img_2501c
反対側。





Img_2518d_2
上面は、泥汚れが少ない反面、塗装表現の多彩さが見てとれます。
彼のスタイルには、ひたすらにリアルさを追い求めるというよりはもっと絵画的なアプローチを感じます。つまり「あくまで模型は模型であり、1/35の実車ではない」という感じです。
これらのテクニックや表現も、このように大きく引き伸ばして見るためのものではなく、小さな模型作品を見るときに効果を発揮するものだと思うのです。それが、ここまで引き伸ばしても破綻しないというのは、いかに細やかな気配りがされているかということかと思います。

これだけでもスゴすぎてもうお腹いっぱいですよね? ということで、今日はここまでです。
(つづく)

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コメント

こりゃ羨ましいですね~bluebellさん!!
今晩はです!
これは丸竹さんのおかげですか!?
それにしても物凄い情報量ですね~
是非本物を肉眼で観て見たいです!
写真は全然問題無いんじゃないですか!?あのコンデジだとズームして絞ったら三脚等固定しないと流石にブレてしまうかと、しかし僕のやつのマイチェン版流石にマクロの手振れ効いてますね~僕のなら確実にブレますよ~って見る所はそこじゃ無いですね~これらの作品がSHSで観られると嬉しいのですが・・・

投稿: とこや | 2011年5月11日 (水) 19時02分

とこやさん、こんにちは。
やっぱりね~、模型は実物がイチバンですよ! こうしてどアップで見てもたしかにスゴイですが、このようにして見るために作ってるわけじゃないですからね。
とにかく、実物は理屈抜きにカッコイイです。
もちろん、これはフラビに入っていたからこそあずかれた恩恵ですよ。

投稿: Bluebell | 2011年5月11日 (水) 22時30分

すごく参考になる写真群ありがとうございます!
良く撮影できてますね。私もそこに感心しました。

ミグの作品の秘密ひとつは、粉っぽくないグラデーションにあると感じます。
ほとんど白に近いハイライト部分が不自然ではなく渾然一体となって存在している感じを受けました。
エアブラシを吹きました感のざらざらのない、なめらかなグラデーションになってますね。

>小さな模型作品を見るときに効果を発揮する
その通りだと感じます。
室内で見栄えがするように、実際のハイライト部分のダイナミックレンジを上げて塗装されていますね。
ただ、わかってはいてもそれを不自然にならずに
作品に盛り込むのはむずかしいことでした。
そこに彼の作品のすばらしさがあると思います。

ごちそうさまです。
まだどれだけでも食べられそうです。

投稿: 宮崎 | 2011年5月12日 (木) 11時43分

ブログをミゲルと一緒に拝見しました。
ありがたいコメントをたくさんいただき、たいへん喜んでいます。
会えてたいへん嬉しかった、これからも宜しくとのことです。

投稿: SHiGE | 2011年5月12日 (木) 12時58分

宮崎さん、こんにちは。
ご満足いただけたようで、何よりです。

彼の作風や手法を模倣するモデラーは数知れずいるはずなのに、やはりその高みにはなかなか到達できるものではありません。
彼は、MIGプロダクションの製品やDVDで我々に堂々と手の内を見せてくれています。誰もが出来る、効果的な手法を熱心に研究し、製品として還元してくれます。プロモデラーとしてのその姿勢を、私は深く尊敬しているのです。

でも、実物を拝見した率直な感想は、「めっちゃカッコエエ!!」のただ一言ですよ! 本当においしいと感じた料理には、褒め言葉を言うよりひたすら食べるのみですよね!

投稿: Bluebell | 2011年5月12日 (木) 13時28分

SHiGEさん、こんにちは。
先日は思いがけないサプライズをありがとうございました。
こちらこそ、尊敬する(お世辞じゃありませんよ)ミゲルさんに会えて作品を拝見できたうえに拙作まで見てもらい、最高に幸せでした。
おかげで英語力の貧しさを痛感しましたよ。もっと勉強しとけばよかったです。

私のほうこそ、これからもよろしくとお伝えください。

投稿: Bluebell | 2011年5月12日 (木) 13時35分

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