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2010年11月20日 (土)

タミヤ ストームタイガー その5 <マジックトラックの取り付け>

整形をしたキャタピラを組んで、足周りに巻いていきます。
先日開催されたIFV展示会で、私は制作実演を担当させていただきましたが、ご覧くださったお客さんの中に「ドラゴンの、マジックトラックの巻き方がよく分からない」とおっしゃる方がいらっしゃいました。このタイガーのように、キャタピラの上に車体がかぶさっている場合、どうしたらいいか分からないとのことでした。
私は「誘導輪のところで二つ折りにして通していくとよいですよ」と、絵に描いたりしてお答えしたのですが、なかなか思うように説明できず、イマイチ納得がいかないご様子でした。お役に立てず申し訳ありませんでしたが、きっと難しくお考えすぎなのでしょうね。
でも、決して難しくはありません。同じ悩みをお持ちの方の参考になればと、ちょっと細かく説明してみます。

また、私は接着剤が乾燥して固まったキャタピラを車体から外して塗装します。各ホイールは、内側の列の転輪のみ接着し、その他は差し込んであるだけです。
起動輪と誘導輪の仮止めには、ピットマルチを初めて使ってみました。

Img_4064
まず、机にマスキングテープを裏返し(糊面を上)にして固定します。その上にガイドとなる定規を貼りつけて、その定規に沿うようにキャタピラを真っ直ぐに並べて貼っていきます。私の場合、この時点では接着剤は塗らず、ただテープの上に並べているだけです。

既定の枚数(とりあえず100枚)を並べたら、流し込み接着剤を筆で丁寧に流します。塗り忘れだけでなく、流しすぎにも注意します。個人的には、乾燥が穏やかで落ち着いて作業できる、リモネン系の接着剤が向いていると思います。
ここで、少なくとも30分は必ず乾燥させます。1時間ぐらいおいても大丈夫ですので、とにかく焦りは禁物です。

Img_4074
40分ほど経ちましたので、いよいよ巻いていきます。
キャタピラを、切らないようにそっとテープから剥がします。そして、キャタピラの上に車体を置き、上側を後ろから押し込んでいきます。または、真っ直ぐの状態で上側を通し、誘導輪のところで下へ垂らすように曲げて、そのまま転輪の下をくぐらせて前へ持っていってもよいでしょう。

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起動輪の歯に引っかけてつなぐと、外れにくくてやりやすいです。
上側の真ん中あたりで、接着剤が不十分で切れかかっていますので、一度外してやり直しました。

Img_4078
上側を、転輪に自然に沿うように押さえて形を作ります。はめ合わせを緩めてあるので、自重だけでも結構いい感じに弛んでくれます。
100枚では多かったようで、4枚ほど間引きしました。必要枚数が分からない場合は、多めにつなげておいて余分を間引くほうが、短くて継ぎ足すよりも容易です。

Img_4079
反対側も同様に取り付けます。





Img_4068
弛みを自然に見せるコツは、起動輪と誘導輪の上の、キャタピラの離れ際です。ここが浮いていると、まったく重量感が出ませんので、きちっと押さえてやります。
形が出たら、ティッシュ等を隙間に詰めて押さえておきます。
最後に、外側の列の転輪をピットマルチで仮止めして作業終了です。

この後、数日かけて十分に乾燥させます。乾燥中は接着剤が揮発する分だけ体積が減るので、全体的に縮んで張りつめてしまいます。それを見越して、誘導輪のシャフトを加工して、後ろに少し回しておきます。
こうしておくと、キャタピラが張ってしまっても誘導輪で緩めることができます。

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