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2010年8月20日 (金)

アカデミー M3 リー その5 <泥跳ねの表現>

引き続きウェザリングを進めます。
まずウォッシュからです。ここでいうウォッシュとは、MIG氏の表現に基づいて「スミ入れ」のことを指します。基本色がオリ-ブドラブですので、タミヤ・エナメルのフラットブラックとハルレッドで黒に近いこげ茶を作ります。また、今までやっていた、全体をザブザブと浸すような塗り方ではないので、あまり薄めすぎないようにします。そういえば、MIGプロダクションズの「ウォッシュ」塗料も結構濃い目ですが、この「ウォッシュ」もスミ入れのことだと思うと納得です。
先のフィルターは拭き取りをしませんでしたが、ウォッシュははみ出た塗料を筆で拭い去ります。

続いて汚しに入ります。今までは、ここでパステルやピグメントを使った「粉汚し」をしていたのですが、今回はちょっと一手間かけて、塗料を使った汚しを軽くやっておきます。
MIG氏は、塗料を含ませた筆にエアブラシでエアを吹きつけて塗料を飛び散らせるという手法で、泥跳ねを表現しています。
そこで、私はエアブラシの機能を生かして、砂目吹きで同様の表現に挑戦しました。
Img_3436
エアブラシは、エア圧を高くすると霧が細かくなり、低くすると荒くなります。これを利用した技法が「砂目吹き」です。
やり方は実に単純で、噴霧ができるギリギリぐらいまでエア圧を下げるだけです。いらない紙などに試し吹きをして、粒子の荒さを見ながら圧を調整します。
すると、このようにビチビチと塗料が飛び散ったような表現ができます。これを下面から側面にかけて行います。

Img_3433
また、ダブルアクションであることを逆手にとって、もう少し大きい泥跳ねを表現してみます。
まず、トリガーを先に軽く引いてすぐ戻します(普通、先にエアを出してからトリガーを引いて塗料を出します)。これで塗料をノズル先端にため、それからエアをプシュッと出すと、たまった塗料の飛沫が付きます。これを、汚れのひどそうな所にランダムに施していきます。
飛沫の大きさはトリガーの引き具合で変わりますが、偶然性も大きいので、よく練習してから行います。思いつきにしてはうまくいきましたよ。

Img_3440
キャタピラを装着して形になりました。キャタピラはタスカのサスセットに入っていた物を使いましたが、アメリカ戦車はあまり垂れ下がると「らしくない」ので、1コマ切り詰めました。それでもまだ若干長いです。
お~! 何だか自分の作ったモノとは思えんほど、予定外にカッコイイぞ!! どうしたんだ!?

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コメント

こんにちは、根生です。

 なるほど、ダブルアクションのハンドピースを通常とは逆の使い方でブシュッとやるんですね。不慣れな頃はよくやった失敗です。これを逆手に取るとはおもしろいアイデアですね。これいただきです。

投稿: 根生 | 2010年8月20日 (金) 08時38分

こんにちは。今まで私は、泥はねの表現を筆でやっていたのですがいまいちうまく行きませんでした。なるほど、エアーブラシで出来るんですね。良い方法をありがとうございます。

投稿: 山野 | 2010年8月20日 (金) 10時02分

根生さん、こんにちは。
初めて買ったエアブラシがシングルアクションで、吹き始めはこうなるのを思い出し、ダブルアクションで応用できないかなと以前から考えていました。
少し練習が必要ですし、思いがけず大きな飛沫が飛んで冷や汗がでることもありますが、結構使えそうです。
失敗したら、ピグメントで隠せばOKでしょう(違うか…)。

投稿: Bluebell | 2010年8月20日 (金) 11時32分

山野さん、こんにちは。
筆にとった塗料を指ではじいて飛ばすモデラーさんもおられますよね。私は泥跳ね表現自体初めてやってみました。思いのほかうまくいきましたよ。

投稿: Bluebell | 2010年8月20日 (金) 11時38分

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