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2009年8月

2009年8月30日 (日)

ミニアート ソビエト対戦車砲ZIS-2と砲兵 その1

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今まで、ほぼタミヤとドラゴンのキットしか組んだことがなく、このミニアートのキットは初挑戦です。
このキットは、ミニアートのHPで紹介されていた情景作例があまりにも素晴らしくて、「自分も作ってみたい!!」と手に入れたものです。もっとも、自分でも同じように出来るとは限らないわけで、大きな勘違いをしていたのですが・・・。
ところで、このHPには同社の製品写真が掲載されていますが、単なる「メーカーの完成見本」では済まされない出来栄えのものばかりで、特にフィギュアとストラクチャーの塗装は一見の価値ありですよ。
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さて、このキットは大砲のランナーが2枚とフィギュアが1枚のセットです。価格の割にはあっさりしていて、ちょっと拍子抜けです。
では早速取り掛かります。

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組み始めてすぐに「?」と思ったのが、ランナーに部品番号が入っていないことです。




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目当てのパーツがどこにあるのかさっぱり分かりませんので、説明書の部品図を常に開けておかなければいけません。
また、パーツに位置合わせのダボが一切ありません。ですので、組み立ては慎重に仮組みして流し込み接着剤で固めていくという作業が基本となります。

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とまあ、今までとは変わった組み心地にとまどいながらも、部品の少ないこともあって意外と早くカタチになりつつあります。



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と言ってる間に出来ちゃいました。
ソビエト(ロシア)モノのプラモ制作は生まれて初めてで、もちろん資料も何もありません。必然的にこれも素組み一直線です。
ただ、このキットは、こちらが主役と言っても過言ではないフィギュア付きで、情景制作が前提となっています。
つまり、地面付きベースの制作とフィギュアの塗りが待っており、私ごとき単品モデラーにはこれからが前途多難なのです。

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2009年8月27日 (木)

タミヤ ピンクパンサー その5 <ウォッシュ~完成>

油絵具が乾いたところで、MIGニュートラルウォッシュでウォッシングとスミ入れをします。
今回はウォッシュは少し控えめに、スミ入れをメインで施します。

説明書によると車体はアルミ合金製とのことなので、チッピングはいつものサビ色ではなくフラットアルミを使います。
しかし、銀色のチッピングは派手すぎてオモチャっぽくなりますし、この車輌は大戦後のものですのでそれほど酷使されてもいないでしょうから、あまりくたびれた感じにすると雰囲気が出ないでしょう。
そこで、チッピングは控えめにし、パステル汚しのウェザリングのみで仕上げようと思います。

パステル粉は、砂漠を意識して黄色っぽく調合します。定着力を出すためにリンシードをエナメル溶剤で薄く溶いたものをスミ入れの要領で凹部に流したところに筆でまぶし、余分をはたき落とします。

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以上で、まだ一部装備品が載っていませんが一応完成です。
完全素組み一直線で、とても気楽に楽しく作れました。
デザートピンクも、大体予定通りの感じに仕上がりました。

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木部の表現も、簡単な技法ですが自分としては十分な出来です。

ベースへの固定は、右前輪と左後輪の接地部に穴をあけ、裏から小ビスで留めています。

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砂埃が積もったり塗装が日に焼けた感じも、手抜きモデリングの割にはうまく出せたのではと思っています。
スモークディスチャージャーに処理し忘れたパーティングラインが出まくりですが、それはまあご愛嬌。

キット自体も、部品の精度という点では確かに現在の製品に見劣りしますが、リアルさを過度に追求しなければ素組みでも十分に模型作りを楽しめます。今のとんがったハイテクプラモデルにはない、この頃の製品の良さかもしれません。むしろ「プラモデルらしさ」がより味わえるような気がしました。

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2009年8月23日 (日)

タミヤ ピンクパンサー その4

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スコップと三脚を取り付け、木部を油絵具で塗装しました。
また、箱絵を見るとシートが結構黄色くてレザー風に見えるので、その質感を狙ってイエローオーカーを薄く塗り、ネイプルスイエローでシワに沿ってハイライトを入れました。

微妙ですがボンネットの退色感が分かるでしょうか。このネイプルスイエローは、退色感を出すには万能選手のように思います。

どうも最近、基本色を塗った後の段取りが悪くて、毎日何かしらやり残してしまい、少しずつしか進みません。情けない・・・。
特に油絵具は乾燥に時間が必要なので、後から付け足し作業をする度に乾燥待ちが延び、時間はあっても何も出来ずにフラストレーションが溜まります。
あ、ツルハシの柄を塗るの忘れてる!・・・。

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2009年8月21日 (金)

タミヤ ピンクパンサー その3

中京AFVのほとぼりも冷め、ピンクパンサーの制作を再開します。

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タイヤをタイヤブラックで塗装します。
接地面とホイール周囲を吹き残す感じで塗装すると、ホコリっぽい感じが表現できます。
銃床や荷台の木目の表現には油絵具を使います。
先にタミヤアクリルのXF-78木甲板色で下塗りした後、油絵具のバーントシェンナをごく少量延ばします。このとき、極細筆で木目を一本一本描くのではなく、先の揃っていない短毛の筆で軽くなでるようにして表現しています。

ヘッドライトのレンズはシルバーで塗装するようになっていますが、ウェーブのHアイズを使いました。ちょっと魚眼レンズのようになりましたが、シルバー塗りつぶしよりは質感が出るでしょう。

細部を一通り塗り分けたら、ボディーの退色表現をします。
油絵具のネイプルスイエローをごく少量ずつ点々と置き、リンシードで薄く延ばします。最初はまったく分かりませんが、調子を見ながら何度か塗り重ねます。
次に、ネイプルスイエローにわずかな紫を混ぜて、同様に塗り重ねます。このとき、先ほど塗った色と混ぜてしまわず、まだらになるように意識します。
最後に、白でハイライトを入れます。

これで、3日ほど乾燥させます。
次はウォッシュに進みます。

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2009年8月17日 (月)

第19回 中京AFVの会 その2 <プロフェッショナルな方たち>

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『紙創り』の和巧さんのブースにあった、デモ用作例。さすがに美しい出来栄えで、家のオブジェにひとつ欲しくなるほどでした。
出品作品にも『紙創り』を使った物が多く見られました。





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私が最も驚愕したのがこのフィギュア。もちろん1/35ですが、この塗りの明快かつ繊細さにはホントに感心してしまいました。


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作者の都田さんはフィギュアの原型を作っておられる方のようで、さすが本職と思わせる出来でした。


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塗料はアクリルガッシュで、眼は爪楊枝を尖らせたものを使って入れるんだそうです。
ほかにも、フィギュアの塗りのテクニックをいろいろ教えていただき、とても勉強になりました。
特に、ポケットやベルトなどパーツごとのフチ取り(スミ入れ)がまさに極細で、どうやっているのかまったく分かりませんでした。

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AM誌でもおなじみ、水野シゲユキさんの作品は、一目見てそれと分かる強烈な個性を放っていました。


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独特の色使いがまさに水野ワールド。




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こちらは、AM誌119号に掲載されたばかりの作品。



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まさに「立体絵画」といった作風ですね。





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ゲストの金子辰也さんが駆け出しの頃の作品を持ってきてくださいました。



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金子さんらしい、何をしている場面かがすぐ分かる構成作りはこの頃からすでに始まっていたんですね。
お話しするのはもちろん初めてでしたが、大変気さくな方で、快く模型談義に応じてくださいました。きっと根っから模型作りが好きなんでしょうね。

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午後からの、ゲストの皆さんによるフリートーク。お題はMM世代となんとか・・・とかいう内容で、ハッキリ言って、わざわざこれだけのメンツを呼びつけておいてさせるような話題ではなかったような・・・とても眠かったです。スミマセン。

この後、土居さんが偶然拙作のキングタイガーヤークトパンサーの横の作品を見ておられたので、意を決して、「このキングタイガーとヤクパンを作ったんですが、この作品の良いところと今ひとつなところを教えてください」とお願いしたところ、快く講評をしてくださいました。

土居さんによる拙作評として、まず良いところ。
①3色迷彩の色合いがとても良い。
②足周りのホコリっぽさは、ノルマンディーあたりの雰囲気がとてもよく出てる。
③チッピングやフェンダーのスクラッチ痕の塩梅が良い。
④ツィメリットコーティングがよく出来てる。

続いてイマイチなところ。
①ヤクパンのウォッシングが強すぎて、暗くなっている。これでは周りの作品に埋もれてしまう。
②パステルによるホコリ表現が1色だけになっていて単調。もっと色数を増やしてまだらにするとなお良い。
③せっかくベースにスペースがあるので、ネームプレートを付けましょう。
といった感じで、最後に「とてもよく出来てるので、これからもこの調子でどんどん作ってください」と言っていただきました。
まあ、もちろんリップサービスはあるにせよ、思った以上に褒めていただき(手前味噌ですみません)、恐縮しきりでした。
でも、自分のこだわっているところはちゃんと見てくれ、逆に自分でももうひとつと感じているところを的確に指摘してくださるのはさすがだなあと感じました。実に貴重な経験でした。ありがとうございました。

今回のAFVの会では、こうしてビッグな方々と話をすることが出来て、とても有意義でした。
このような催しに参加されるときは、ぜひこういった人たちを捕まえて話をしないと絶対に損です!! 自分のいいところを教えてもらえば自信になりますし、適切なアドバイスはこれからの作品作りへの意欲になります。
難しい顔をして作品をご覧になっていますが、意外と話しかけられるのを待っておられるのかも知れませんよ。実際、私との話を後ろで聞いていた方が、「僕も!」とばかりに捕まえていましたが、20分くらい熱心に相談に乗っておられましたよ。

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2009年8月16日 (日)

第19回 中京AFVの会 その1

今日は、名古屋で開催された『中京AFVの会』に参加してきました。私は今回が2回目です。
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前回からまだ半年ということもあってか、出品数は前回よりも少し減っていたように感じました。と言うか、前回が多かったのかも。
照明が少し明るくなっていて、作品が見やすかったです。

ここでは、個人的に目に留まった作品を紹介してみます。私には人様の作品をあれこれ批評できるほどの眼力はありませんので、あくまでも素人の感想です。
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まず目を引いたのが、5人のモデラーによる共同作品。各メーカーの88ミリ砲揃い踏みです。
こちらが今回の大賞受賞作です。






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どれも力作ばかりでしたが、作風にまとまりがあり、テーマが明快でした。



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一通りの作品を撮らせていただいたのですが、三脚なしでフラッシュを使わずに撮ったため手ブレしまくりで、ほとんど使えませんでした・・・。


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金賞受賞作『石橋』 。前回の大賞受賞作の作者による大作です。
多くの参加者が足を止めて見入っていました。

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詰め込み過ぎない構成と、荒縄をほぐしたという草の表現が大変自然で素晴らしいと感じました。



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銀賞受賞作です。
雰囲気があり、ストーリーが分かりやすい作品です。


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とは言っても、車輌はフルディテールアップされており、土やこの残骸のサビの質感には感心しました。



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ロシア戦車のグリーンが印象的な作品です。こちらは山田卓司賞を受賞されました。



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大変ていねいで凝った塗装が目を引く作品で、惜しくも入賞はなりませんでしたが今回の出品作品の中で最も私好みの作風でした。

(続く。)

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2009年8月15日 (土)

くるりんパオ!!

今日は模型とはまったく関係ない話です。

Img_0427本日、家族が待ちに待った通販の品物が届きました。それがこの餃子包みマシーン「くるりんパオ」です。

日曜朝の子供向け某アニメのCMで初めて見て、家族全員釘付けになってしまい、「何て画期的なんだ!!」と早速某通販サイトで注文してしまいました。

Img_0420こんなに簡単に餃子が作れる!! 素晴らしい!! とは言うものの、要するにオモチャなんですけどね。
しかし、この実用性はナメてはいかん。



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本体は組み立て式。完成するとこんな感じ。




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では、待ちくたびれて腹が減ったので、早速餃子を作りましょう。

まず、フタを開けて市販の皮を置きます。


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続いて「水ハンコ」なるものを乗せます。これで皮の周囲に水が付きます。
真ん中の穴が、タネの投入口です。ここへ、付属のタネ入れで1個分のタネを入れます。

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水ハンコを外します。
タネが偏っていたら真ん中へ直しておきます。



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そして、ハンドルを1回転します。この時、必ず「くるりんパオ!!」と唱えなければなりません。
基本的にこの作業は子供の役割です。


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すると、包み終わった餃子が下のトレーに落ちてきます。
実にカンタンです。

・・・しかし、実際には結構コツが必要で、かなりの確率でうまくいきません。皮の合わせ目がずれてしまって、口が開いてしまうのです。

また、焼き餃子にする場合、単純に二つ折りにした形なので、フライパンへ乗せたときにすわりが悪く、コロンと倒れてしまうんですよ。まあ、構造上仕方ないんですが・・・。
まあ、あくまでオモチャですので、あんまり高望みはするもんじゃありませんね。とりあえず、子供たちは大喜びでした。

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2009年8月13日 (木)

タミヤ ピンクパンサー その2 <基本塗装>

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テレビで高校野球を見ながら(聴きながら)組み立てていたら、いつの間にか組み立てはほぼ完了。一日であっけなく出来ちゃいました。素組みサイコーです!!
しかも、ランナー状態でのゲテモノっぷりとはうって変わって、出来てみるとめっちゃカワイイ! 子供たちも「イチゴチョコや!」と言って大喜びです。
車体の前後部はまだ仮組みしただけで、ホイールハウス内やタイヤを塗装しやすくするため、外して個々に塗装してから組み上げることにしました。

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まず、タミヤアクリルのXF-72茶色を全体に吹きます。サフはかけていません。プラの色が見えると情けないので念入りに吹いておきます。


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続いて、ガイアタンクカラーのブラウン(アフリカ軍団)を軽く吹き重ねます。上面は明るく、側面や奥まったところは下地の茶色を残すことを意識しました。


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最後にテザートピンクを塗装します。説明書では「ホワイト:10+レッド:1+バフ:2」と調色指定していますが、もう少し退色した感じにしたかったので、XF-78木甲板色・XF-19スカイグレイ・XF-59デザートイエロー・XF-3フラットイエローを少しずつ加えてくすんだ感じにしました。
とは言え、何せピンクなので、「シャア専用」にならないように少しずつ様子を見ながら吹きます。
機銃架などの装備も、別に同じ手順で塗装しておきます。

しかし、この色にはどんな色でウォッシュすればよいのでしょう? ちょっと悩みどころです。

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2009年8月12日 (水)

タミヤ ピンクパンサー その1 <禁断のオトナのプラモ>

ヤークトパンサーも無事完成し、せっかくの盆休みでもあるので「何かサクッと作れるのはないかなあ」と、ストックのキット群を眺めているうちに2日経ってしまいました。
「ドラゴンのキットは時間がかかるし、タミヤも(手持ちは)ツィメリットコーティングせなあかんドイツ戦車ばっかやし・・・そうやなあ、何か小さいキットは・・・」と思って目に付いたのがこれでした。
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私が少年の頃毎年買っていたタミヤのカタログの中で、とにかく異彩を放っていたのがこのピンクパンサーです。
何がスゴイって、やはり名前どおりのこの色でしょう。

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そのものズバリのピンク色で成型されたランナー!!
子供心に怖いもの見たさで箱を開けてみたものの、目の前に広がるその光景はあまりにもショッキングで、 「カッコわり~」と少年たちの誰もが言ったものでした。
「誰が買うんや、こんなモン」とさえ思いましたが、なぜか今頃になって気になって手に入れてしまいました。大人になるというのはこういうことなのでしょうか。

さて、制作自体は、古いキットながらパーツの合いも良好で、ストレスなく進みます。
この時代のキットを組むのは本当に少年の頃以来で、当時の私にとって戦車のプラモは走らせて遊ぶものであり、MMシリーズはウイリスジープやハーフトラックのようなメカニカルな車輌ばかり作っていたのを懐かしく思い出します。
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とは言っても、現代のキットに比べればやはり手はかかります。まずヒケと抜きテーパーの処理は必須です。
でも、ドラゴンのキットのゲート処理にかかる労力に比べれば大したことはないかも知れません。
しかし、やはりミリタリーモデルとは思えぬ色・・・これぞシャア専用では?

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2009年8月10日 (月)

ドラゴン ヤークトパンサー初期型 その14 <完成>

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足周りのウェザリングが終わり、マズルブレーキと排気口にタミヤアクリルのXF-1フラットブラックを軽く吹き付けました。以上で完成です。
いつものベース用の木がなくなってましたので、後で買い出しです。

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ヤークトパンサーは、個人的には後ろ姿がカッコいいと思います。
予備キャタピラと牽引ロープが付いていませんが、気が向いたら付けます。


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スポンジチッピングの最大の戦果が、この排気管。狙い通りの表現が出来ました。




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戦闘室上部もスポンジが大活躍です。また、MIGニュートラルウォッシュがいい味出してます。



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牽引ロープを取り付け、サビ垂れを加えて、マルタケ社長からいただいたベースに置いてみました。予備キャタピラは、ラックが太すぎて入りませんでした。

全体的に、ちょっと迷彩色が強すぎた感じです。もう少しボンヤリさせたほうが、トーンが統一されるのかなという気がしますね。
コーティングがちょっと失敗してどうなることかと思いましたが、結果的には自分なりに結構満足のいく物が出来ました。
次作も頑張りまっす!!

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2009年8月 9日 (日)

ドラゴン ヤークトパンサー初期型 その13 <ウェザリング続き>

キャタピラと転輪を組みつけ、組み立ては完了しました。続けてウェザリングを進めます。
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車体のチッピングを行います。いつもは筆のみで行っていますが、最近流行り(?)のスポンジを使ってみます。
実は前作のキングタイガーでも挑戦してみたのですが、まったくうまくいきませんでした。今回違うスポンジを使って再チャレンジです。
エッジ部は筆ですることにして、それ以外の平面を狙ってやってみます。
結果は思ったよりいい感じ(!)です。筆では微細な点描は難しいですが、この方法なら少し練習すれば簡単にできます。ドライブラシのように、一度スポンジに含ませた塗料をティッシュに吸わせて付きすぎないようにするのがキモでしょうか。
あと、あまり目の細かいスポンジではベタ塗りになってしまってうまくいきません。粗めのスポンジを選ぶと良いみたいです。
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ハッチのフチ周辺などに広く浅く施します。またパンサー系車輌の場合、排気管の焼けを、サビ色でベタ塗りせずにチッピングで表現すると「らしさ」が演出できます。
その後、筆を使ってエッジ部にもう少しハッキリとしたチップを描いてメリハリをつけます。とは言え、原寸大にならないよう、とにかく小さく描き入れます。
また、迷彩色が剥がれた感じを出すために、ダークイエローのチップも軽く入れます。

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これで車体上部はほぼ終了しました。
あとは足周りの汚れを表現していきます。もう少しで完成です!!

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2009年8月 7日 (金)

ドラゴン ヤークトパンサー初期型 その12 <ウェザリング>

ウェザリングに進みます。
準備として、数色のパステルを茶漉しで粉にし、土色を作ります。
私は、どこの画材屋でも大抵売っているヌーベルのカレーパステルを使っています。
#053アースと#041クリームと黒を適当に混ぜた色が私のお気に入りです。あと、これに#144茶色や白などを混ぜることもあります。
結構たくさん使うので、途中でなくならないようにかなり多めに作っておきます。

まず、クレオスのマークセッターを霧吹きに入れ、キャタピラに軽くスプレーします。以前は筆で塗っていましたが、筆では凹部にうまく行き渡りません。
マークセッターは糊を含んでいるので、パステル粉が定着して便利です。失敗したら水で洗い流してやり直しが出来ます。
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続いて、パステル筆でパステル粉をすくい、少しずつふりかけていきます。一度全体に振りかけたところで別の筆で軽く押し付けると、粉が水分を含んでグレイに変色します。その上にまたふりかけていくことで、泥の上に乾いた土が乗っているような風合いになります。
こうして、好みの土の付き具合になるまで繰り返します。
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車体のほうは、つや消しクリアを吹いてやっと戦車らしくなりました。こういうときはエアブラシより缶スプレーのほうが手っ取り早くてよいです。
つやが消えてみると、意外とカラーモジュレーションっぽくなっていて、ちょっとビックリしました。

この後は、キャタピラを取り付けていよいよフィニッシュに向かいます。

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2009年8月 4日 (火)

ドラゴン ヤークトパンサー初期型 その11 <ウォッシュ>

油絵具がほぼ乾きました。シッカチーフ(乾燥促進剤)を混ぜたせいか、思いのほか早かったです。
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それでは、早速ウォッシュをしていきます。
今回は、新戦力のMIG「ウォッシュシリーズ」のニュートラルウォッシュを使ってみます。
本来は原液使用のようですが、ちょっと濃いように思うのでタミヤエナメル溶剤で少し薄めて使用します。
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ウォッシュには焦げ茶色が一般的ですが、このニュートラルウォッシュはもう少しグレーに振ったような色味で、3色迷彩とは絶妙の相性です。さすが専用だけのことはあると感じました。

ある程度乾いたら、筆に溶剤を含ませて余分な塗料を拭います。綿棒は、模型が糸くずだらけになるので使いません。また、縦方向に拭き取って雨垂れのように見せるのにも、筆のほうがコントロールしやすいと思います。

続いて、このウォッシュにタミヤエナメルのXF-1フラットブラックとXF-10フラットブラウンを少し混ぜて色を濃くし、スミ入れをします。
以前拝見したロベルト・デップ氏の作品ではかなり濃くスミ入れしてあったので、それを参考にやってみました。

次は足周りとキャタピラの汚しです。

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2009年8月 2日 (日)

ドラゴン ヤークトパンサー初期型 その10 

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デカールを貼り、油絵具で退色表現をしました。
戦闘室後部の雑具箱(?)にも「314」のマーキングが入るのですが、デカールのサイズが大きすぎてはみ出してしまい貼れませんでした。手書きする自信もないので、ちょっと不本意ですが省略です。

その前に、ちょっとお買い物。
退色表現をするのに油絵具を買い足しました。
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「モデラーズ・ガイド」中の作例でも、2色迷彩のパンサーのフィルタリングにこれだけの色数を使っています。
絵具ですから本来は混ぜて任意の色を作るもんなんでしょうけど、やはり狙い通りの微妙な中間色を作るには慣れとセンスが必要ですし、ある程度は既製の色をそのまま使ったほうが手っ取り早いということでしょうか。
とは言え、高価な油絵具を何十色も買い揃える余裕はないので、この写真を参考に必要最小限だけ手に入れることにします。

写真に写っている「レンブラント」の油絵具は通販でも結構高価ですので、入手しやすい国産の「ホルベイン」にしました。
そこで、色見本を見ようとメーカーのHPを調べると、なんと「水で溶ける油絵具」というのがあるじゃないですか!? なんとなく「こりゃスゲェ」ってことになって、これを目指して画材屋に突撃です。
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で、ゲットしたのがこの「デュオ」です。油絵具らしからぬポップなデザインのチューブに入った製品です。
いかにも輸入品の油絵具らしい重厚な感じのレンブラントとは対照的です。

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裏に「水可溶性」と書いてあります。とりあえあず画期的な気はします。
使ってみた感じですが、確かに水で溶けるので筆洗いはラクです。もちろん水で絵具を延ばして塗る事ができますが、プラモの場合は塗る対象物が水を弾いてしまうのであまりうまくいきません。結局いつもどおりリンシードで溶きました。
価格的には普通の油絵具より少し高めでしたが、水彩と油彩の性質を併せ持つという特徴が、いずれ何かに役立つでしょう。

ところで、ヤクパンのほうはこのまま3日ほど乾燥させます。そのあとウォッシュして乾かして、ウェザリングして・・・ちょっと中京AFVには間に合わないかも・・・。

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