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2009年6月

2009年6月26日 (金)

ロベルト・デップ氏の作品

静岡ホビーショウへの出品用に預かっていただいていた拙作のパンサーを引き取りに、今日マルタケ邸へ伺いました。

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そこで、AM誌でもおなじみのロベルト・デップ氏のヴィネット作品「本国送還」をナマで拝見させていただきました。
これは、AM誌102号で紹介されている作品です。なお、当ブログへの写真掲載については、マルタケ社長に快諾していただきました。どうもありがとうございました。

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残念ながら、あまりきれいに撮れておらず、申し訳ありません。
実物を拝見した感想としては、雑誌の写真で見た印象よりも明暗のコントラストが強く、色が濃いということです。
実物はこの写真よりも、濃いところはかなり濃いです。
特に車両の転輪などのスミ入れはかなり大胆で、凹んだ部分は「黒い」と言ってもいいほどです。
それでも汚くはならないところが作者のセンスなのでしょう。
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フィギュアの上着の細かい工作は秀逸で、服の薄さがよく再現されています。
ズボンの塗装がこれまた細かくて、シワの一本一本まで塗装で表現され、やわらかい生地の質感までよく出ています。

顔のアップは撮れませんでしたが、車両同様にコントラストの差が大きく、ハイライト部はほぼ白で、反対に影はかなり濃い茶色で 塗られています。
これぐらいやらないと、やはり小さなフィギュアでは存在感というか説得力に欠けるかもしれません。

とにかく、大変勉強になりました。こんな作品を手にとって見ることができ、まさにマルタケ社長様様でした。

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2009年6月22日 (月)

タミヤ 1/48 キングタイガー その7 <完成>

ウェザリングを一気に済ませ、ついに完成しました。ついに、というほどの出来栄えではありませんが、実はブログでは触れなかった失敗もあり、やっと何とか完成にこぎつけられて良かった、という気持ちです。

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いつもどおり、フィルタリングとパステルでの汚しをしました。チッピングは、ファイアフライでやらなかったので今回もしていません。
でも、ちょっと寂しいので、どうせなら両方ともやってしまおうかなと思っています。

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キューポラの周りなどホコリが溜まった表現には、タミヤエナメルのXF-51カーキドラブをスミ入れしています。元々は暗い色なのですが、薄めて流すとなぜか白っぽい土埃のような色になります。

今回、缶スプレーと筆で塗装するという目的だけは、何とか達成できました。
でも、筆塗りの迷彩パターンはどうしても下手な塗り絵のようになってしまい、センスの悪さが露呈してしまいました。まことにお恥ずかしい限りです。
しかも一度塗り直しをしていますので、缶スプレーを使用しているためさすがに塗膜が厚くなり、モールドが埋まってしまった部分もあります。

ただ、ファイアフライから2作にわたる筆塗りチャレンジが、エアブラシを持っていない方へのせめてもの励みになれば幸いです。

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2009年6月21日 (日)

Modeler's Guide

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先日、こんな本を通販で購入しました。
四谷仙波堂さんのサイトで紹介されているのを見て、価格も手頃だったので買ってみました。

採り上げている作例はドラゴンの3号突撃砲とパンサーD型のふたつだけですが、それぞれに30ページを割き、オールカラーの美しい写真入りで、表紙にあるとおりまさにステップ・バイ・ステップで工程を詳しく解説してあります。
ディテールアップ工作についても書かれていますが、どちらかというと塗装法に重きが置かれていて、超絶作り込み工作に興味がない直線番長の私にはうってつけの内容です。

全編外国語のみですので、英語の分からない私は記事を読んでもほとんど理解できませんが、写真だけでも十分伝わる内容だと思います。こういうとき、「外国語の分かる人はいいなあ」と思ってしまいます。

中でもいわゆる「カラー・モジュレーション・スタイル」の塗装法についての記事が秀逸です。
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AM誌でもアダム・ワイルダー氏の記事などで紹介されていますが、残念ながら誌面の都合で駆け足の説明となっていることが多いのです。それが、この本では1ステップごとの変化を大きい写真でコマ送りのように見せていて、大変分かりやすくなっています。

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スプロケットのウェザリングだけでも、こんなに丁寧に解説されています。




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ウェザリングは、外国人モデラーの作品らしく「そこまでやるか!?」というかなりクドい表現で、人によって好き嫌いはあるかもしれませんが、大変素晴らしいことにはかわりありませんのでとても参考になります。

単色塗装の3突に対し、パンサーD型については完全に塗装のみの記事となっていて、2色迷彩のカラー・モジュレーション・スタイルについて解説されています。
私と同様、塗装の迷宮にハマりかけている方には、良い教科書ではないでしょうか。

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2009年6月20日 (土)

タミヤ 1/48 キングタイガー その6 <迷彩塗装やり直し>

やはり迷彩の出来がいくらなんでも気に入らず、結局やり直しました。
デカールを貼ってしまった後でしたので、違う迷彩パターンとしました。

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前回に比べて、少しは正視に耐えるレベルにはなりました。とは言うものの、大して変わってはいないんですけどね。
塗料を、タミヤアクリルからクレオスの水性ホビーカラーに替えてみました。ウデがないので、マテリアルに逃げています。

パターンは塗装図をそのまま真似ています。ブラウンが大きめのパターンは初めて塗りましたが、意外に悪くないもんですね。

筆塗りでの迷彩塗装は、残念ながら思った以上に難しいです。ベース色は一気に塗れるのでいいのですが、迷彩色はどうしてもペタペタと筆を重ねなければならず、グリーンやブラウンといった隠ぺい力のある色ほどムラが出やすくなるようです。

でも、単色塗装では逆に表情のある塗面がエアブラシよりも簡単に作れて面白いという発見がありました。もう少し筆塗りに適したマテリアルを探し当てると、もっと良い結果が出るかもしれません。

さて、あとはいつも通りのウェザリングにやっとこさ進めます。

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2009年6月13日 (土)

タミヤ 1/48 キングタイガー その5 <基本塗装終了>

基本塗装とデカール貼りが終了しました・・・が、結論から申し上げると今回は予想外というかあまりにも予定外というか、かなりヒドイ出来になってしまいました(涙)。

とにかく色ムラが凄まじく、塗っている途中で我ながら失笑してしまいました。「やめときゃ良かった・・・エアブラシで塗り直そうか・・しかしブログにまで書いちゃってるしなぁ・・・いっそ削除したろか・・・」と本気で思ってしまいました。

この写真を公開するのは、羞恥心と自尊心を振り払う大変な勇気が必要で、もはや世間様に失礼ではないかとも思うのです。
しかし、ここまできた以上はしないわけにもいかないので、もうすべてをかなぐり捨てて公開することにします。

では、こちらでございます・・・。

(出したくない・・・)


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うっひゃあああ!!! 恥ずかしいっす! 子供のお絵かきみたいです。。
いくらなんでももうちょっとうまくいく予定だったんですが、どうしちゃったんでしょうか? 写真で見るとヒドさ倍増です。
とにかくもう、笑ってやってください。

考えられる原因は、塗料の薄め過ぎでしょうか。また、今思えば、逆に暗い(濃い)色から塗るべきだったかとも思います。
それとも、私のような凡人にはハナから無謀なチャレンジだったのか・・・。
ファイアフライがあんなにうまくいったのは、単なる偶然に過ぎなかったのでしょうか。

迷彩の筆塗りはアーマーモデリング誌115号でも作例付きで取り上げられていて、実にいい感じなのですが、やはりモデラーの技量の差でしょうか。
とりあえず、あとはもうウェザリングでごまかすしかないようです。妻にもそう慰められました。

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2009年6月12日 (金)

タミヤ 1/48 キングタイガー その4

修理に出していたデジカメが帰ってきました。
私が使用しているのは、キヤノンのPorerShot A80です。ファミリー用コンデジですが、小さすぎずホールド性が良いのが気に入っています。
最近、急に画像が乱れるようになったのですが、実は2年ほど前にも同じ症状が出て、カメラ屋で「無償修理の案内(クルマでいう、リコールのようなもの)が出ている」と教えられて修理しています。今回、再発ということでどうすればいいかとキヤノンへ直接問い合わせてみたところ、また見てくれるということで引き取ってもらいました。
今回は、症状が出たり出なかったりでしたので、「症状出ず」でそのまま帰ってくることも覚悟していたのですが、無事(?)症状が確認され、再度無償で修理してもらいました。

さて、キングタイガーは、基本色の1色目となるダークイエローを塗り終わりました。
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まず、下地としてタミヤエアモデルスプレーのダークアースを吹いています。

上塗り色は、タミヤアクリルのXF-60ダークイエローとXF-57バフを半々ぐらいで混ぜたものに白を加えました。下地が濃かったので、3回ほど塗り重ねます。
そして、その色にXF-59デザートイエローを少し加えてさらに1回塗ります。

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ファイアフライのときに比べ、筆ムラはかなり残りました。
これは、下地色との相性の差だと思います。上塗りが淡色で隠ぺい力も弱いので、下地ももっと薄い色にすると良かったかもしれません。

よく乾いたら、いよいよ迷彩色に移っていきます。果たしてどうなりますやら・・・。

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2009年6月 9日 (火)

タミヤ 1/48 キングタイガー その3 <筆塗り開始>

突然ですが、デジカメが不調で修理に出すことになり、今回は画像なしです。どうかご容赦を。

さて、いよいよ基本塗装を始めました。まずはキャタピラとホイールを塗り、車体へ組み付け終わりました。
しかし、迷彩塗装の筆塗りはムズカシイです。
色の境目のボカシ表現は当初よりあきらめているので、クッキリしたパターンにはなるのは仕方ないとしても、かなりヨレヨレの塗装になってしまいました。筆塗りチャレンジなんてやめときゃよかったか!?と、ちょっと後悔してます・・・。

塗ってみて分かったのですが、グリーンって隠ぺい力が強いんですね、たぶん。だからシャーマンは予想外にうまくいったのでしょう。

でも、やりかけてしまったものは今さら後戻りできません。とにかく最後までやり遂げますよ。
やっぱり「やるゾ!」と気張ると、なぜか結果が良くないんですよねえ。

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2009年6月 6日 (土)

タミヤ 1/48 キングタイガー その2 <組み立て完了>

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3日間で組み立てが終わりました。やはりヨンパチは早いです。
もっとも、それほど作り込むつもりもないので、なるべく手は加えずにほぼストレートに作っています。

キャタピラは、ホイールと一体にするいわゆる「ロコ組み」ではなく、単体で取り外せるようにしています。私のような不器用な者には、このほうが塗装がラクなのです。

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ハッチの手すりはすべて真ちゅう線で作り直しました。こうしていちいち作ってみると、キングタイガーってけっこうあちこちにハッチがあるもんですね。
また、キューポラの機銃用リングの部品は、厚いうえに抜きテーパーがキツイので、ヤスリがけして薄くしています。
ボッシュライトのコードは、真ちゅう線ではちょっと太いので伸ばしランナーで工作しました。

キットのままでは、砲塔の前面と上面の装甲板の継ぎ目の位置が実車と違うため、前面装甲板の重厚さが再現されていません。とても薄く見えてしまうのです。
これは1/35版でも同様で、実感を高めるための重要な改修ポイントなのですが、今回はパスしてしまいました。

OVM類は、筆塗りでは邪魔になりそうなので、後で付けることにしました。

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ペリスコープガードは、足を切り詰めて低くしました。
いつもは装甲板の荒れ表現や溶接痕の工作をするのですが、これも今回はパスです。

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排気管はドリルで開口し、フチをナイフで薄く削ります。
排気口にある針金みたいなのは、極細の伸ばしランナーで工作しました。

続いて塗装に移ります。
まず車体下部とキャタピラやホイールを塗装して組み付け、フェンダーを取り付けてから全体の塗装に進むつもりです。

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2009年6月 3日 (水)

タミヤ 1/48 キングタイガー その1

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タミヤ1/48のキングタイガーの制作を始めました。
ヨンパチ初挑戦のシャーマンの予期せぬ成功に気を良くし、迷彩モノもやってみようと作り始めたワケです。

前作の1/35と同じポルシェ砲塔でも良かったのですが、ツィメリットコーティングをしなければならなくなるので今回はパスして、ヘンシェル砲塔を選びました。

塗装は、基本的にはやはり筆塗りチャレンジでいきます。ただ、迷彩はフリーハンドで描くかマスキングするか思案中です。

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連結キャタピラは、組むとこんな感じ。
起動輪の上から大きく垂れ下がる部分は、あらかじめアールをつけて成型されていて、自然な垂れ下がりが手軽に再現されます。
ただ、起動輪と誘導輪に巻きつく部分以外のパーツは直線的に成型されていて、そのままでは大変不自然ですので、ペンチで軽く曲げてやると良いです。ただし、折ってしまわないように要注意です。

それにしても、キングタイガーは1/35で作り慣れているだけに、ツッコミどころ豊富なキットではあります。
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車体と一体成型のペリスコープのガード部、背が高すぎやろ!? 一目で違和感を覚えました。ペリスコープどころか人の頭がスッポリ納まりそうです。
形状をよく見れば明らかに設計時のミスなのが分かります。
おそらくヨンパチシリーズは、同社の1/35のキットをひな型にして設計されているのだろうと思います。ここは1/35版では別パーツになっているのですが、ダボにハマり込む足があるのです。それを1/48版で一体成型に変更する際に、その足の部分が埋まっていない状態で設計されてしまったため(言葉で説明するのは難しいですが、1/35を作ったことのある方ならお分かりいただけると思います)、その分だけ背が高くなっちゃったんでしょうね。
写真を見ると、ガードの付け根に少しだけ垂直の部分があるのが分かります。これがその足です。この分が余分なのです。
これはちょっと切り詰める必要がありますね。

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エンジンデッキにあるフックも、一体成型のためにただの板状になっています。うまくフック状に直せるでしょうか。



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これは、砲塔に付く予備キャタピラです。引っ掛けるフックがキャタピラと一体成型になっているのですが、それは良いとしても形はオカシイやろ!? もっとグーッとカギ状に曲がったフックにぶら下がっているのに、この棒みたいな出っ張りは何? 

とまあ、考証にはあまりうるさくない私でも、思わずエキサイトしてしまいました。
製品批評は本意ではありませんが、いくら安いキットとはいえ、ちょっとお粗末ではないでしょうか。スケールモデルなのですから、多少のデフォルメはあっても、ウソはいけません。
ミニスケールになるほど、細かい部分はより細かく出来ていないと、スケール感を損ねてしまいます。
積極的に新製品を投入しているシリーズだけに、ぜひ内容も充実させていただきたいと思います。

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