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2009年4月29日 (水)

タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔) その1 <連結式キャタピラ>

タミヤのキングタイガーの制作を始めました。
私はタイガーとパンサー系列の戦車が大好きで、出戻って以来、実はこれらばっかり作っているのです。
Img_3790昨年の中京AFVの会で、タイガー系ばかり4輌も出品したのは、実はワタシです・・・。
しかも、このうちの3輌のタイガーⅠ型は、気が充実しておりましたので一ヵ月半で一気に作り上げました。


Img_4588_2さて、今回のキングタイガーは、キャタピラのみアフターパーツを使います。フリマで安くゲットした、モデルカステンの接着連結式です。
キャタピラは、何と言っても戦車の顔だと私は思っています。ドイツ戦車の場合、どれだけディテールを作り込んであっても、また超絶な塗装が施されてあっても、あのキャタピラの「弛み」が再現できていなければすべて台無しです。

でも、私は可動式キャタピラはあまり好きではありません。理由は、とにかく高価だからです。
だって、車輌本体のキットと大して変わらない価格ですよ。ちょっとどうかと思います。
それに、ドイツ戦車の特徴でもある「弛み」が、ただ組むだけで再現できるというのは、まったくモデラーの手柄ではなく、何か征服感のようなものがないじゃないですか。
やはり、実感を出すための創意工夫に面白味を感じます。

そこで、この接着連結式キャタピラの組み上げについて、私のやり方をご紹介します。

Img_4598
まず、タミヤの通常タイプの接着剤にラッカーシンナーか流し込み接着剤を混ぜて、粘度を下げます。つまり、「浸透力の弱い流し込み接着剤」を作ります。


Img_4592
次に、マスキングテープを糊面を上にして机に固定し、キャタピラ部品を並べて貼り付けていきます。ただし、テープはあらかじめ服などに貼ったり剥がしたりして粘着力を弱めておきます。

必要数を並べたら、リンク部に先ほどの接着剤を流していきます。
普通の流し込み接着剤ですと、接着剤がリンクの隅々までに行きわたり過ぎて、表側から見たときにベルト式みたいに一体化して見えてしまうことがあるのです。
接着剤を付けたら、必ず30分以上乾かしてからホイールに巻いていきます。ここが第一のポイントです。乾燥時間を待ちきれずに作業を急ぐと、巻いている途中で切れてしまいがちです。

最後に弛みをつけるわけですが、車体との隙間にティッシュを詰めて押さえつけるのが一般的なやり方だと思います。
Img_4603
私の場合は、チェーンを重石にして「自重では垂れ下がらないキャタピラを弛ませる」ことで、自然なカーブを作ります。これがキモです。
ティッシュでやるよりずっと簡単に、しかもリアルな表現が出来ると思っています。

塗装する際にキャタピラを取り外せるようにしてありますが、数日間はこのままの状態でしっかり乾燥させます。
接着剤で溶けたプラは、乾燥によって揮発した溶剤分だけ体積が収縮します。接着剤が完全に乾燥するには結構日数がかかるもので、固まったと思って1日くらいですぐに外してしまうと、その後乾燥が進みキャタピラが縮んで短くなります。
すると、塗装後組み付けたときにパツパツに張り詰めてしまったり、最悪の場合はハマらなくなってしまうからです。

この方法で、可動式と何ら遜色のない仕上がりが得られます。もちろん、ドラゴン製のマジックトラックなどにも使える方法ですので、興味のある方はぜひお試しあれ。

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参考になりました。ありがとうございます。

投稿: | 2013年4月 1日 (月) 17時15分

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