タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd

2011年2月18日 (金)

タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd その23 <完成>

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いよいよ大詰め。装備品を塗装します。
今回は、比較的新しい車輛ということを想定し、金属部はあまりサビつかせないようにしたいと思います。タミヤ・アクリルのXF56にグレイを混ぜて、普段より明るめの色で塗装しました。

スコップやハンマーの柄の木部は、クレオス水性の薄茶色タミヤアクリルのXF78木甲板色を重ね塗りしています。以前はこういったところに木目を入れようとしていましたが、難しいばかりかあまりに説明っぽくなるのでやめました。これで必要十分と思います。

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ワイヤーロープもまだ新品のような感じにしたいと思い、あまり重厚感を出さないようにしてみました。
スミ入れをした後、サビ色のピグメントに鉛筆の芯の粉を混ぜたものをアクリル溶剤で溶いて再度流します。乾いてから綿棒でこすると鈍い光沢が出ます。

チッピングはフェンダーなど最小限にし、こちらもいつもより明るめの鉄色にしています。

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キャタピラの接地部には、銀ブラシならぬいつもの「銀ペーパー技法」で当たりをつけます。




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フィルターのかかりが気に入らなかったので、ブラウン系とグレイ系の色を足しています。




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最後に足周りにピグメントで汚しをかけて完成です。今回は残念ながらベース板なしです。
この汚しの色がなかなか決まらず、何度もやり直しました。まったく、最近は何につけやり直しばっかしてます。ホントはキャタピラの土色も納得いかない(ちょっと赤すぎる)のですが、こちらは修正ができずにあきらめました。

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それから、砲身にスモークを吹いて、発砲で焼けた感じを出しました。以前はマズルブレーキ部を黒く煤けさせることが多かったのですが、実際にはそうはならないんだそうですね。

今作は、全体に明るめの色に仕上げたいと思って塗装しましたが、それについては満足のいく結果でした。ただ、グリーンが明るすぎました。グリーンは色作りも塗装も難しいです。

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2011年2月17日 (木)

タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd その22 <フィルター塗装3>

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最後にアイボリー系のフィルターで締めます。あまり白を混ぜすぎると乾いた後で真っ白になってしまうので、ちょっと黄色めで良さそうです。
これは上面を主にかけると効果的です。これもブラウン系と同様に、半乾き時に筆で軽く引っ張って筋状の模様を入れます。ただ、ブラウンと違って下から上へ筆を運ぶのもよい効果が出ます。

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乾燥したら一度ツヤ消しクリヤーを吹いて全体の調子を見ます。
今回は、ダークイエローが思いのほか白かったみたいで、アイボリーのフィルター効果はあまり実感できません。
また、全体にフィルターが弱すぎた気はします。もうちょっと足してみたい感じです。

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ポルシェ砲塔はとてもスマートですね。

あとは装備品を塗装して、全体の汚しをすれば完成です。やっとゴールが見えてきました。

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2011年2月16日 (水)

タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd その21 <フィルター塗装2>

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さて、塗料は写真のようにタミヤエナメルのクリアカラーを多用します。これに何色かの不透明色を混ぜて使います。



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まずはブラウン系の色から始めてみます。これらの塗料を同じ割合で混ぜてみました。これをたっぷりの溶剤で割って、模型全体に、タプタプと置くように塗っていきます。
ただし、今回のようなコーティング車輛では、濃い色を使うとただ汚いだけの模型になってしまいます。面倒でも薄めの色で様子を見ながら何回か行います。

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乾いたら、次にイエローオーカー系です。こちらは強い色なのでダークイエローの部分にはあまり付かないようにして、主にグリーンの部分に軽く置いていきます。


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ここまででこんな感じです。イエローオーカーはかなり控えめにしてますので、一見すると効果はほとんど分かりません。

基本的に、綿棒等で拭き取ったりはしません。ただ、塗料が溜まってしまったり効果が強すぎたりした場合は、筆に吸わせたりシンナーで筆を湿らせてそーっとぬぐいます。

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ただ、水平面以外は半乾きになったら垂直方向に引っ張って筋を入れたりはします。
このような長軸筆は、軸の先端のほうを持って遠い位置から筆を動かすと真っ直ぐな線が描きやすいので重宝します。

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2011年2月14日 (月)

タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd その20 <フィルター塗装1>

続いてフィルター塗装、いわゆる「フィルタリング」を行います。
私の行うフィルタリングは、AKインタラクティブのDVDで見たミゲルさん式の「塗りっぱなし法」です。フィルターという言葉通り、半透明のまさに「フィルター」をかけて下の色に色味を加えるやり方です。ですので、拭き取ってしまっては意味がないんです。言われてみればもっともな話ですよね。

また、ここのところはずっと油絵具を使ってきましたが、今回はタミヤ・エナメルでやってみようと思います。
これは、昨年の伊勢フライングヴィーナス展示会での制作実演で、コーティング以外のことをやってみようと思って考えたものなのですが、事前の準備が不足したため自分でもイマイチでした。そこで、再度挑戦することにしてみます。

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まず、フィルター塗装用として今のところ私がもっとも気に入っている筆が、ホルベインの水彩用リセーブル筆です。



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特筆すべきは、穂先の揃いの良さです。また、黒い2本はリス毛を混ぜてあるため抜群の含みの良さと適度な柔らかさがあり、フィルター塗装にはうってつけなのです。
そもそもは、先述のDVDを見ていて、ミゲルさんが結構大きい筆を使ってたっぷり塗料を塗っていることに気付いたからです。

では作業に入る前に、昨日のスミ入れも同じエナメル系の塗料で行っていますので、流れてしまわないようにアクリルのクリヤーでコートしておきます。続きは明日です。

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2011年2月13日 (日)

タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd その19 <スミ入れ>

仕上げ塗装に入っていきます。いつもはまずフィルター塗装から始めていたのですが、今回はスミ入れからにしてみます。
私の場合、フィルター塗装は拭き取りをせずに塗りっぱなしですが、スミ入れはハミ出しを拭き取ります。フィルターを先にかけておくとスミ入れを拭き取る際にせっかくかけたフィルターまで吹き取ってしまうためです。

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使用するのはMIGのニュートラルウォッシュですが、R・デップさんの作品の影響でスミ入れはキツめにするようになったので、この色では物足りません。そこで、油絵具を混ぜて濃くします。
この「ウォッシュ」にはタミヤのエナメル塗料は混ざりませんので要注意です。

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スミ入れはこれぐらいクドいほうが、メリハリがついて全体の印象が引き締まります。面の部分も、後のフィルター効果で色味が加わるからです。
はみ出した部分は、溶剤を含ませた筆で丁寧に拭き取っていきます。スミ入れは、塗るときは適当でいいので拭き取ることに注力したほうがよいです。

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モールドが浅く、筆だと必要なスミまで取れてしまうような箇所には、メラミンスポンジが便利です。乾いたままでもいいので軽く擦るだけです。


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リベット周りの凹みにスミが細く残ってくれます。




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また、ちょっと強めに擦ることで、カドの塗装の剥がれも容易に表現できます。

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2011年2月12日 (土)

タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd その18 

塗装が十分に乾燥したのでデカールを貼ります。
ただ、ここで大きな問題が発生しました。キットに付属のデカールには「332号車」のマークが含まれており、私はこれを使う気でいたのですが、よく資料を見たら今作ろうとしている車輛は「322号車」なんですね。今まで勘違いしてましたよ。
「もうこの際332号車でいいか」と思ったのですが、「332号車」はそのトラ縞があまりにも有名で、いくら私でもちょっと躊躇します。また何とか「322」にしようとしても、含まれているマークでは「2」が足りません。
そこで苦肉の策として「332」の前後を入れ替えて「323号車」に仕立てあげることにしました。もちろんデッチアゲですが、そんなに写真もないのでたぶん気付かれないでしょう…。

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デカールを貼るのはコーティングした凹凸面ですので、デカール軟化剤は必須です。
下にクレオスのマークセッターを塗り、貼ったデカールの上にマークソフターを塗っています。
このとき、上から塗るマークソフターはデカールにはじかれて水滴になり、効果がなかなか発揮されません。そこでマークソフターに少量の台所洗剤を混ぜておきます。こうすると液がデカール表面になじんで素早くかつ強力にデカールを柔らかくします。

あとは凹凸に追従させるため毛の短い筆の先でつついてなじませます。ただ、コーティング面は凹凸が深いので、文字は縦方向に縮んでしまいます。それが嫌なら塗装するしかありません。
このデカールでは文字が赤ですが、資料を見ると黒であることが多いのでタッチアップしておきました。ちょっと塗り足りずに赤が見えちゃってますが、実物では写真ほど目立ちませんのでよしとしました。

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2011年2月11日 (金)

タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd その17 <迷彩塗装>

2度目の迷彩塗装にとりかかります。さすがにもう失敗はできません。というか、したくありません。

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迷彩色は水性アクリル塗料を使います。
1回目のグリーンがあまりに元気すぎたので、ちょっと抑えることにします。タミヤのXF70暗緑色2クレオスのクリ-ムイエローを混ぜました。
この暗緑色2はとても良い色でそのままでもよさそうだったのですが、あまりに零戦そのまま(当たり前ですが)だったのでちょっとだけいじりました。

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ブラウンはいつもトライ&エラーなのですが、今回はクレオスのココアブラウンとマホガニーの混色でいってみます。この色はとても気に入りました。

実車写真を見ると、この車輛を塗ったペインター氏はどうも迷彩塗装が得意ではないように見受けられるんですね。他の車輛がキレイな横縞に塗っているのに対して、どうしたかったのかよく分からない中途半端な模様なのです。そんなセンスのなさを表現できればと思いながら塗っていました。

それにしても、エアブラシで吹くと、同じアクリルでもタミヤとクレオスではクレオスのほうがずっとコントローラブルです。これはあくまで想像ですが、タミヤに比べてクレオスのほうが樹脂成分が多く、同じ希釈率でも流動性がよいのではないでしょうか。ビンのフタを開けるときも、タミヤはそれほど苦労しませんが、クレオスのは1回でも使うともうバキバキに固まって、純正のフタ開け器具を使わないと開けられません。溶剤系よりずっと大変です。固まるのは顔料ではなく樹脂のはずです。
もしこの推理が当たっているなら、タミヤのを吹くときはクリヤーを混ぜてやれば改善するはずですね。今度いっぺん試してみます。

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2011年2月10日 (木)

タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd その16

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ウェザリングの済んだキャタピラを取り付けました。
タイガーに比べ、キングタイガーははめるのにちょっと苦労します。


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やっぱり、ちょっと垂れ下がりが大きすぎる気がします。これでも誘導輪を後ろに下げて、キャタピラを張った状態にしています。
キングタイガーのキャタピラは長さ調節が難しくて、いつも困ります。

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各ホイールの接着剤が乾き、フェンダーを取り付けました。




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フェンダー付きもなかなかカッコイイじゃないですか。

続いて迷彩塗装です。今度こそうまく塗りたい…。

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2011年2月 7日 (月)

タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd その15

キャタピラを、車体と同様にピグメントでウェザリングをします。
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マークセッターを塗るのには、車体と違って凹凸が多く筆では液がうまくなじまないので、市販の霧吹きに移して吹きかけます。
そして、まずは車体に使ったのと同じ色のピグメントを振りかけていきます。

ピグメントをスプーンなどですくって茶漉しの上で軽く叩くようにしてまぶすと、1箇所にドサッと粉が落ちずにパラパラと撒くことが出来ます。

これを、ピグメントを何色か使って満足のいくまで繰り返していきます。まだ汚れが弱いので、ここからもう少し厚く重ねていきます。

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2011年2月 6日 (日)

タミヤ キングタイガー(ポルシェ砲塔)2nd その14

車体の下部にピグメントでウェザリングをしておきます。
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ミリタリーピグメントの「プラスターライク」にMIGピグメントを混ぜて使いました。




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車体下部(クルマでいえばタイヤハウス内)はサイドフェンダーで隠れてほとんど見えませんので、見えそうなところだけを汚します。
汚れをつけたい場所にまずクレオスのマークセッターを塗ります。マークセッターは糊の成分を含んでおり、ピグメントを定着させる効果があるので、これを使うことにしています。
続いて、調合したピグメントを筆ですくってパラパラとまぶしていきます。泥汚れのようにしたい場合は、毛先の短い筆の先でトントンと潰すように叩くと立体感が出てきます。

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