フジミ 1/24 フェラーリ512BB

2018年11月23日 (金)

フジミ 1/24 フェラーリ512BB 【黄色いスーパーカーを作ろう~名古屋オー集への道】 その13 <完成>

さて、最後の上下合体です。
外装パーツだけで入念に仮組みしておきましたが、ガラスと内装を付けた状態までは仮組みで持っていけないので、最後はぶっつけ本番となります。

ところが、いざハメ合わせてみると、悪い予感は的中し、思い切り上部が浮いてしまいました。
内装かガラスのどちらか、または両方が悪さをしているのは間違いありません。
無理やり押さえこんで接着してしまう、という力ワザもありかとは思いましたが、無理をして後から外れたとか、隙間が空いてしまったというのはイヤなので、一度外して、干渉しているところを修正することに…。

この、一度ハメ合わせたボディとシャシーを外す、というのは、とにかくリスキーで、生きた心地がしません。特に、このキットのようにボディ下部の絞り込みがきついものは、ハメるときもやっかいで無理やりハメているのに、外すとなるともっと怖い。バキッとやってしまったら元も子もありません。

もう、写真を撮っている余裕はないので、テキストだけになります。どうか悪しからず。

内装のバスタブも、一度無理やり引きはがして、どこか浮いていないか確認し、干渉している分沈みこませるために削ったりしながら再接着。

そして、再度合体。
当然、1回で決まるはずもなく、何度かハメては外しを繰り返し、格闘すること数時間。なんとか収まるところに収まりました。
曇りや指紋がないように磨き上げたガラスを接着したボディを、何度も力を入れてベタベタ触るのは、ホントにイヤですね。ガラスの内側にうっかり触っていたりしたら、もう最悪です。

引っ張ったタイヤでパツンパツンになっているホイールをハメてみると、ボディのタイヤアーチに沿っていて、これが意外に格好はいいです。

もう一つの心配点であるリアカウルも、祈るような気持ちでヒンジ部品に接着しました(これも仮組みは無理)が、こっちは前部とのチリ合わせはピッタリで、ホッとしました。

さあ、あとはミラーを塗って着けておしまい~。

セミグロスの黒を吹いて、しばし乾燥待ち。その間に、ちょっと商品整理(店で作ってるので)。
すると、「ピン! カラカラ…」とどこかで音がするではありませんか。
「なにかが落ちた音だけど、何が?」と思って乾燥中の台を見ると、クリップに挟んで塗っていたミラーの片方が、なくなっているではありませんか!?

そう、「ピン!」はクリップがはじいた音、「カラカラ…」はパーツがどこかへ落ちていった音です。

・・・・・・・・・・。

もう、脱力感が半端じゃないです。もう、あと数分で完成だったんですよ!?

しかも、「床にパーツを落としたら、もう見つからない」という、プラモあるあるの代表格。しかも今回は、どの方向にどれだけ飛んだのかさえ分らないときていますから、もう見つかる気がしません。
一応、おなじみの這いつくばりポーズで探しましたが、まったく見つかりません。
次の日、家から掃除機持ってきて吸いまくりましたが、カランともいいません。

これだけのために何百円もするパーツ請求するのもアホらしいし、かといってミラー片側だけというわけにもいかないし。
で、同じプラモを作っているモケトモさんに連絡し、かくかくしかじかでミラーを複製したいのでパーツ貸してくださいとお願い。後日、さっそく持ってきていただきました。感謝。

ほかにも相談していたモケトモさんも来てくれて、「災難ですねぇ」みたいな話をして慰めてくれました。このかたも、使えそうなジャンクパーツを持ってきてくれたのですが、元のパーツと形が違いすぎるので、やっぱり複製しかないかぁという結論に。

で、その方が帰った後、ご当人さんが話をしに座っていた椅子をふと見ると…。

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ん?








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!?








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これは、飛んでったミラーじゃないか!?
なぜ、こんなところにあるんだ!? どっから出てきた!?

というわけで、まさに奇跡的に発見されました。
スーパーボランティアの小さいオジサンが、店のどこかにいて見つけてきてくれたのでしょうか? ミラクルというより、もはやイリュージョンです。
せっかくパーツを貸してくれたモケトモさん、ゴメンナサイ。まさか、持ってきてくれたその日に見つかってしまうとは…。

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と、最後の最後にすったもんだの末、なんとか無事完成に至りました。






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子どもの頃、まさにスーパーカー世代でしたが、当時はフェラーリには目もくれず、カウンタック大好きっ子でした。最高速が一番速いという、「カブトムシとクワガタ、どっちが強い?」みたいな価値観で。
でも、こうしてプラモができてみると、なかなかカッコイイじゃないですか。

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リヤカウルを閉めた状態で、前後の合わせが良好なのが分かっていただけるかと思います。





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開閉も無事に可動します。
大きな押し出しピン跡がみっともないですが、パイピングをした甲斐はあったでしょうか。

これで、このキットの制作記はおしまいです。
フジミのフェラーリシリーズは、全部ではないでしょうけど好キットがあることは分かったので、またなにか作ってみたいと思います。

(おしまい)

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2018年11月21日 (水)

フジミ 1/24 フェラーリ512BB 【黄色いスーパーカーを作ろう~名古屋オー集への道】 その12

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リアカウルの上につくパーツにも、ヒケがあります。ここはちょっと目につく場所なので、パテ埋めして消しておきます。





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リアカウル上のスポイラーです。
合わせは悪くないのですが、少し寸足らずです。ダボ穴が見えてしまっていますし、端がカウルのラインに沿うところまで幅が欲しいので、プラバンを貼って足し、パテを使って成形しておきます。



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リアの灯火は、色付きクリヤーパーツです。これは嬉しいのですが、オレンジの中心の部分が後退灯で、ホントはクリヤーなんですね。
う~ん、ここは見て見ぬフリをするか…。



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結局、ここまで来たらちゃんと作りたいですね。中心を抜いて、クリヤーのランナーかなにかで置き換えれば簡単なのですが、そこに接着用のオスダボがあるので、くり抜いてしまうとダボもなくなっちゃう。考えた末に、少しだけドリルでさらって浅い穴を開け、クリヤーのプラ棒を落とし込むことに。

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タミヤのソフトプラ棒なら、ナイフで輪切りにできるので、薄く切って使いました。







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穴の中をシルバーで塗って、上から薄切りプラ棒をかぶせました。
銀じゃなくて白のほうがよかったかな?
というか、ダボがなくても接着の手段はあるので、素直にくり抜いてしまえばよかったという気がします。



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前のグリル内に、ちょっとやっかいな赤の塗り分けがあります。
でも、扱いやすいマスキングテープ「カブキS」のおかげで、大して苦もなく完了。





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ウインカーカバーは、クリヤーオレンジで塗装。
パーツの合いはピッタリです!フロントガラスの縁の黒も、キレイに塗れました(これも、ホントに切りやすいカブキSのおかげ)。
ライトの間のグリルは、メッキギラギラでヘンでしたので、アルミ色のシルバーで塗装。

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ボディ下半分の黒は、セミグロスブラックにほんの少し白を混ぜて、限りなく黒に近いグレーで塗装。スジ彫りの中に真っ黒を残しておきたかったので。
でも、ほとんど同じに見えますけどね…。

さあ、これで後は上下合体の大仕事を残すのみとなりました。
最初の仮組みでは、しっかりと合うようにしておきましたが、内装が組み込んでもちゃんと合うのか、ちょっと心配。
次回で完成です。

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2018年11月18日 (日)

フジミ 1/24 フェラーリ512BB 【黄色いスーパーカーを作ろう~名古屋オー集への道】 その11

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さて、タイヤを組み立てます。

やってみると、これがこのキットの最難関でした。

この写真では、パッと見、普通に見えますが、いざタイヤをホイールにハメようとすると、まったくハマリません・・・。

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ホイール外径を測ってみると、約20ミリ。







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それに対して、タイヤ内径は15ミリほどしかありません。
ハメようとすると、それはもう力ずくです!
半分くらいハメたところで、ホイールの縁までははるか遠く。前輪は少し細いので、タイヤをグイグイ引っ張って少しクセをつけてから一気に気合いで押し込むことで、なんとか入りました。
でも、太い後輪は、破滅的な硬さで、途方に暮れてしまいました。思わず「ウソぉ…」と言葉が漏れてしまいます。それも、絶叫的な「ウソー!」ではなく、タモリが半笑いで「ウッソォ~笑(←「ソ」にアクセント)」と言う感じの「ウソぉ」なのです。

それでも、とにかくハメるしかありません。途中、引っ張った手が滑って爪を引っかけてしまい、流血。ナイフ等の刃物で怪我をすることはありますが、生爪をはがしかけての流血は、プラモ人生でも初めてです。

何度か心が折れましたが、格闘すること数十分。なんとかかんとか、全部ハメました。

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ちなみに、タイヤだけのときの外径は24ミリほど。







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ハメた後は、28ミリに巨大化!
本来、バルーンタイヤのような厚みのあるはずのタイヤが、引き延ばされて、今どきのクルマみたいに薄くなっちゃいました。




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この差!
幅まで細くなっちゃってます。
ちなみに、タイヤの寸法はほぼ合っているので、ホイールの設計がおかしすぎます。なんで、これでGOサインがでちゃったんでしょうかね!?
試作すれば、すぐにおかしいと分かると思うんですが…。

とにかく、指が痛いので、今日はこれまでです。

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2018年11月10日 (土)

フジミ 1/24 フェラーリ512BB 【黄色いスーパーカーを作ろう~名古屋オー集への道】 その10

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インテリアの続き。

真ん中のコンソールは一体成型で、細かい造形はすべてモールドなので、ひたすら塗り分けです。
しかも、黒地にシルバーという、ハミ出すと目立ってしょうがない色の組み合わせ。
ラッカー黒下地にエナメル銀で塗って、銀のハミ出しは溶剤で拭き取るという手もなくはないですが、まずキレイには拭き取れず、残ってしまいますので、とにかくハミ出さないことが大切です。
極細筆を使い、息を殺して塗ります。

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内装は黒で統一するつもりで始めたのですが、ちょっとつまらない気がしてきたので、シートだけタンに変更。
ネットで調べ物をしていたときに、偶然、ツートーン仕上げのシートがあることを知ったので、それに挑戦。
黒いところに0.5ミリほどの幅に切ったマスキングテープを貼っていきます。

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タンといっても、塗料によって色調がずいぶん異なるので、どの感じにするか迷ったのですが、ボディーが明るい黄色なので、少し濃いめの色にすることにしました。タミヤのAS15です。




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装着すると、こんな感じ。
真っ黒にしたほうが精かんな感じになったと思いますが、これはこれで、悪くはないかなと思います。

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2018年11月 3日 (土)

フジミ 1/24 フェラーリ512BB 【黄色いスーパーカーを作ろう~名古屋オー集への道】 その9

ボディーは、クリヤーをテロテロに吹きすぎてしまったので、危なっかしくてしばらく触れません。
十分に乾燥時間を置きたいので、ちょっと牛歩になります。

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前後のサスは、赤の塗装指示ですが、ホントは全部真っ赤ではなく、部分的に黒との塗り分けになります。
ただ、タイヤを付けてしまえばあまり見えなくなるので、ここは割愛。スプリングだけ黒で塗りたいのですが、モールドがあまりに浅く、線の隙間もまったくない(スプリングの体をなしてない…)ので、凹部にまで塗料が入り込んでしまい、難しかったです。

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排気管は、今回は凝った塗装はしないで、手抜きのシルバー1色。







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リヤカウルは、ヒンジ機構で開閉可動します。







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仮組みしてみたところ、動きがちょっと渋いので、当たりを調節して、軽く動くようにしておきます。






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嬉しがってエンジン載せました。
たしかに、パイピングがなかったら、かなり寂しい感じだったでしょうね。
タイヤハウス上の押し出しピン痕が盛大に残ってますね笑。制作当初は、リヤカウルは閉めてしまうつもりでしたから、まったくノーマークでした。この辺り、作者のいい加減さというか執着のなさが表れてます。

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これは、燃料タンクでしょうか、ちょっと分かりませんが、表面がボコボコしたテクスチャーの塗料が塗られているようなので、缶スプレーのミッチャクロンを吹いて再現しておきました。




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ハンドルのスポーク部は、スジ状の凹モールドがあって、実物はおそらく抜けてるんだろうと思いますが、黒く塗るだけでも十分だろうと、軽く彫り増すことにしました。
が、いざ彫ってみたら、予定外に簡単に抜けてしまいました汗。


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工作痕があまりキレイにならなかったので、かえって抜かないほうがよかったんですが…。
まあ、完成後は誰も気にしないだろうから、これでよしとしましょう。

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2018年10月29日 (月)

フジミ 1/24 フェラーリ512BB 【黄色いスーパーカーを作ろう~名古屋オー集への道】 その8

では、ボディーの塗装に進んでいきます。

自分は最近、カーモデルはまず全身真っ黒に塗ってから色を入れていくことにしています。
ですが、いわゆる「黒立ち上げ」という、ミリタリーモデルやガンプラで使われる手法とは、狙う効果が違います。

ミリタリーモデル等の場合は、黒を塗りつぶさずに、パネルラインの周囲やカドの部分に微妙に黒を残して、立体感を表現したりします。
自分のカーモデルの場合は、きれいさっぱり塗りつぶして、スジ彫りのラインだけに黒を残して、後からスミ入れをする代わりにしています。

こうすると、塗装が1層余分にはなりますが、スジ彫りの黒の上には塗色が軽く乗って、後で自然な影色になってくれるので、気に入っています。

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まず先に、エアーブラシの細吹きで、スジ彫りの中に黒をしっかりと入れます。その後、全体にタミヤのTS14ブラックを吹きつけます。
最初から缶スプレーでは、細いスジ彫りの中に色が入りにくいからです。

スジ彫りにだけ黒が入ればいいのだから、全体を黒くする必要はないとは思うのですが、スジ彫りの周囲まで筋状に黒くなるので、後から色を入れた際に、ミリタリーモデルみたいになるのが心配なのと、光が透けて安っぽくなるのを防ぐ一石二鳥で、いったん全身真っ黒に染めてしまうことにしています。

さて、今回はソリッドの黄色で染めるということで、いきなり黒の上に吹きつけても、隠ぺい力の低い黄色では、なかなかきれいに発色してくれません。
かといって、白ベースでは、凸部分は色が乗らず、逆に凹部には塗料が流れ込んで濃くなり、均一に染まりません。

黒やグレイ下地ではいつまでも色が透けて見えてしまい、完全発色まで何層も吹きつける必要がありますが、模型の場合、完全発色させるのに必要な、厚い塗膜を作ることができないという事情があります。
白下地ではすぐに色が出ますが、白なら隠ぺいされるというわけではありません。隠ぺい力は、塗る色自体に依存するので、下地色は関係ありません。つまり、白だって隠ぺいされずに透けて見えているのですが、グレイのように濁らずに見えるのでキレイに発色して見えるだけです。

そこで、黄色や赤のようなトマリの悪い原色系の色を塗る際は、下色がとても重要で、薄くても下地色を隠し、かつ上色の発色をよくするために、どんな色を選んでいかにキレイに整えるかが、上色を美しく染める一番のキモだと、自分は考えています。

自分のやり方の場合、下地が黒ですから、これを早く隠ぺいしつつ、上色、つまり今回なら黄色に近しい色でまず下色を塗ります。要するに、黄色に、隠ぺい力のある白を混ぜた、ヒヨコ色というか、オムレツ色のような黄色です。

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そこで、選んだのが、グリーンマックスの鉄道模型用カラーの12番「黄色5号」です。

缶スプレーのまま吹いてもいいのですが、霧の出方がちょっと粗いのと、スジ彫りの中にたくさんは入ってほしくないので、中身を取り出し、エアーブラシで吹きます。

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缶スプレーから中身を取り出す際は、そのまま紙コップ等に吹くと、吹き返しが強く、なんだか捨ててばかりいるようで、なかなか中身が採取できません。
そこで、写真のようなロングノズルに替えてやると、霧状ではなく液状に噴射されて、ほとんど無駄なく採取できます。これだと、少量採取する際も、塗料皿のような浅い器でも、十分作業できますよ。

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効率よく採取できる分、噴射ガスも効率よく混ざるので、しっかりとガスを飛ばした後、シンナーで適宜薄めて吹きつけます。





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見事に、淡い黄色に染まりました。
隠ぺい力が十分にあるので、黒からでもしっかり染まります。
でも、スジ彫りの部分は黒く残っているでしょ。




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一度しっかり乾燥させたら、お待ちかねの上色を塗ります。
使ったのは、当初はタミヤのTS47クロームイエローを塗るつもりでしたが、中身を出したら意外にオレンジっぽい色調で、自分の勝手なイメージとは違っていたので中止し、タミヤのLP8にほんの少し赤を混ぜたものにしました(LP8のままでは、ちょっと鮮やかさが足りないという気がしたので)。
下色が近似色なので、すぐに黄色に染まります。

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塗料が流れ込んで溜まってしまう凹部と、表面張力で塗料が逃げてしまう凸部で、大きな色の差もありません。
いい感じです。





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これもしっかり乾燥時間を置いた後、デカールを貼ってクリヤーコートしました。

最近は、ガイアカラーのEXクリヤーがお気に入りだったのですが、塗装後ずいぶん時間を置いた作品で、クリヤー層に突然クラック(割れ)が入るトラブルが立て続けに起きてしまったので、念のため今回はクレオスのGXクリヤーを使用しました。

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今回も、研磨するつもりはないので、レべリングうすめ液に少しリターダーを加え、「研がなくてもキレイ」を目指して塗りました。





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5層ほど重ね塗りして出来上がり。








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最後のほう、ちょっと急いでしまって十分な乾燥時間をおかなかったので、ちょっと垂れてしまいそうになり、ヤバかったです。





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リターダーを添加したのを忘れていて、ちょっとテロテロすぎてしまいましたが、ギリギリセーフ…。
少なくとも1週間は触れそうにありませんので、このままそっとしておいて、その間に内装のほうに進みます。

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2018年10月27日 (土)

フジミ 1/24 フェラーリ512BB 【黄色いスーパーカーを作ろう~名古屋オー集への道】 その7

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部品Q1の着くところが、ダボもなく、なんのヒントもなく、さっぱり分かりません。このキットで、今のところ唯一、ヘンなところです。
絵を見て、どうやらそれらしいところへ着地。



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部品B1は、真っ黒に塗装と指示されていますが、実はアルミ色との塗り分け。むしろ、アルミ色の面積のほうが多いぐらい。





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さて、追加工作はあまりしないつもりにしていたんですが、エンジンのプラグコードのパイピングというものを、急にやってみたくなり、思い切って始めてみました。





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0.4mmの赤色のリード線を使いました。
水平対向12気筒のエンジンの点火順序なんて知りませんから、ディストリビュータからの配線は適当そのもの。とりあえず、各バンクに交互に配線しただけ。
突っ込みは、なしで。


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コードの結束はどうしようかと悩んだ末、ハセガワの黒フィニッシュの細切りを巻くことに。
パイピングそのものより、こっちのほうがメンドーでした。

やってる最中に、Q1部品が取れちゃいました。最初からパイピングするつもりなら、着けてないですからね。いかに思いつきで始めたかってことです。

これで出来上がり。
あまり楽しい作業ではありませんでしたが、達成感だけはありますね。

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2018年10月20日 (土)

フジミ 1/24 フェラーリ512BB 【黄色いスーパーカーを作ろう~名古屋オー集への道】 その6

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削って形を整えた部分の形状とキズの確認のため、一度サフを吹きました。

私は、サフは基本的にタミヤのファインサーフェイサー1択です。
缶スプレーなので、準備も片付けもいらず、吹きたいときにサッと吹けて便利。粒子が細かく、塗面がザラザラになりませんし、厚ぼったくもなりません。
ビン入りのものも持ってはいますが、いちいち薄めて塗装機器で吹き、終わったら洗浄し…なんて、煩わしくてやってられないので、ほとんど使いません。
間違ってドバドバと吹いたり、よほど繊細な凹モールドでない限り、モールドが埋まるなんて心配は、ほぼありません。
「缶スプレーは、モールドが埋まる」というのは、ほとんどの場合が吹きつけすぎによるものです。

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写真では分かりにくいですが、フェンダー部の整形は、おおむねイメージ通りにいったようです。
子どものほっぺたのような、ぷっくりとした膨らみは、なくなりました。




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前から見ても、スーパーカーらしいシャープな印象に。







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リアカウルのフェンダー上のヒケは、十分に消えていなかったので、再度パテで埋めて修正。






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後ろ側にもヒケがあったので、こちらも同様に修正しました。







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ドアノブの修正部は荒れているので、黒で塗る前に整えておくことにしましょう。






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リトラクタブルのヘッドライトは、パッと見では接着面が分かりにくいです。
一応、開閉するようなギミックになっていますが、今回は閉状態で固定すると決めているので、レンズは割愛。ジャンクパーツとしてとっておくことにします。



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裏からくっつけて・・・、








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カウル表面とツライチになるよう、かつ4辺の隙間ができるだけ均等になるようにテープで位置決めして仮止めし、可動部に接着剤を流して固定してしまいました。
よく考えたら、先にここまで作ってからサフを吹けばよかったですね。


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二度手間になっちゃいました。自分は、こういう段取りがヘタです。







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さて、インパネの部品はこんな感じ。詳しいかたならいろいろ突っ込みどころがあるのでしょうけど、私ごときにはこれといった不満もないので、何もしません。塗って、メーターのデカール貼って終わりにします。



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前のメッシュ状の部品。合いはバッチリです。
実車は、こんなにメッキでキラキラではないので、ツヤ消しトップコートでツヤをなくして終わりのつもりでしたが、裏側にけっこうバリがあり、それをさらったら成型色が出てきてしまったので、ツヤ消しのシルバーを塗ることにします。

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2018年10月14日 (日)

フジミ 1/24 フェラーリ512BB 【黄色いスーパーカーを作ろう~名古屋オー集への道】 その5

ボディの下ごしらえを続けます。

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いくつか、ヒケを見つけました。








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ここにも。








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裏側に、このような「ついたて」状の造形や突起があると、表側には、ほぼ間違いなくヒケが生じます。

比較的浅いヒケですので、ラッカーパテで埋めて、成形します。



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あと、上のスジボリですが、ピラーの手前で終わっているのを気付かず、後ろまで突き抜けてしまってましたので、ここも埋めておきました。





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この突起は何かと思いましたら、ドアノブなんですね。
後ろから見て袋状になっていて、後ろ側から指を入れて引っ張ると、ガチャッとドアが開く仕組みです。
あまりにも何だか分からないので、簡単に手直ししておくことにしました。


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後ろ側は、スジボリ用のツールで溝をけがいて彫ります。







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その後、下側にナイフの刃を入れ、少し起こすようにして別体感を出します。







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前側は、境い目の凹部を、ナイフの背でひっかくように削って、細いスジボリを入れます。

全部でこれだけ。簡単ですよね。

これで、ボディの下ごしらえは終わりです。

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2018年10月 8日 (月)

フジミ 1/24 フェラーリ512BB 【黄色いスーパーカーを作ろう~名古屋オー集への道】 その4

私は、プラモを作るにあたって、先だって資料を調べるということは、よほど実物に思い入れがない限り、あまりしません。
ゼロから作るスクラッチなら当然しなければ始まらない作業ですが、プラモのよいところは、すでにメーカーで設計済みで、部品ができあがっているということ。何十分の一とかに縮尺しているわけですし、プラスチックで射出成型するというその制約上、実物と違うところや再現できないところはあって当たり前で、その粗探しを始めたら、きりがありません。

作っている途中で、説明図が分かりにくくて、塗装の塗り分けが判然としないとか、部品がどの向きにどう着くのか分からないとか、明らかに色の指定がヘンなんじゃないか?とか、そういうときに、ネットや本を使って調べます。

むしろ、プラモを作る前に何かヒントを見つけたいとき(クルマを、どんな色で塗るとカッコよさそうかとか)にこそ、先に調べものをしますね。。

閑話休題。
で、今回も、ちょっと調べたいことがあってネット検索したところ、ある制作ブログに行きつき、そこで、「実物に比べて、タイヤハウス上の、フェンダーの丸みが大きすぎる」という指摘を見つけました。
ところで、このブログ主さんは、私なんかとは比較にならないほど上級者さんで、スクラッチに近いことまで難なくこなされる方です。この内容を、副題の「プラモデルの作り方」と言われてしまうと、じゃあ自分のしていることはなんなんだ?…と思ってしまってお恥ずかしいというか、複雑な気持ちですが、中級者以上のかたならとても参考になると思いますので、見に行ってみてください。

さて、そこで実車の画像と見比べると、たしかに、このキットは、前カウルのタイヤの上のあたりが、丸く膨らんでいるようです。

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写り込みを見てもらうと、たしかにかなり丸みがあるのが分かると思います。







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上から見ると、子どものほっぺのように膨らんでいますね。
ヘッドライトがある前のほうは、平面的ですよね。この面がそのまま上まで続くような、2次曲面っぽい面構成がふさわしいようです。


今回の制作は(も)、あまり手は入れないつもりで始めたのですが、たしかに実車のラインを損ねている気がしたので、これをほぼ平らにならして、シャープな面に修正していくことにします。

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削る方向だけの作業で、盛る必要はないので、それほど難しくはないですよね。

削るのには、紙のサンドペーパーではなく、コバックスの「トレカット」の800番を使います。

本来は、業務用の研磨フィルムで、塗装時についた表面のホコリやブツを除去するものです。
模型用の塗料の研磨には、800番は研削力が強すぎて向かない(あまりにも深いキズが入ってしまう)のですが、よく削れて、空研ぎをしても目詰まりを起こしにくく、曲げても紙のような折り目がつかないので、むしろプラ地肌を削るのにちょうどよく、重宝しています。

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専用の軟らかい樹脂製の当て板に貼り付け、削りたくない部分を養生して削っていきます。






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向かって右側が、修正中。
左に比べて、かなり平らに、シャープな線になってきています。






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カドの部分を研ぎ落して丸めてしまわないように、ヘッドライトの部品を留めておきます。






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裏側に、ヘッドライトを接着するための大きい凸モールドがあるため、表側がヒケています。
このヒケは、パテを盛る必要はなく、どうせ周りを削るので、それで消していきます。



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次に反対側も同様に、左右のバランスとラインを見ながら削っていきます。

どうでしょう? 最初に比べて、当時のスーパーカらしい、直線的なラインになりました。

本格的に似せていくなら、肩のラインにパテを盛って、もっといかり肩にして、エッジのアールも小さく、シャープなラインにしてやったほうが「らしい」と思うのですが、これでよしとします。



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