2017年11月16日 (木)

お客様の作品のご紹介

お客様から、作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

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単身赴任模型堂さん作品
タミヤ 1/12 RZ250&RZ350

相変わらずの制作意欲の作者さん。
これで、もう今年いくつ目か分からないです。
250のほうなんて、つい先日お買い上げいただいたばかりのような気がしますが。

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今回は、連作というより2個で一つの作品という気がするので、まとめてご紹介します。
キットは、最近再販になったばかりのもの。
350のほうは、あえてビキニカウルを付けずにフィニッシュです。


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一見すると、単なる色違いの同じバイクに見えますが、アンダーカウルのあるほうが350。
最近の若いかたは、250cc以上の2スト・2気筒なんて、もう馴染みがないでしょうね。



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ダブルホーンと前ダブルディスクブレーキなのも、350の特徴ですね。
ワタクシもバイクは好きですが(クルマよりはバイク派)、この頃のバイクについては、ほとんど知りません。


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ラジエターから延びるホースのバンド、メーターの透明カバー表現、ラジエター横の小判型の穴開け(箱絵には描いてありますがキットでは省略)など、速いのに単なる素組みでは終わらないところは、作者さんのこだわりを感じます。
これで、1作品作るのに1カ月足らずですからね。驚きとしかいいようがありません。

なんでも、今はバイクプラモが楽しくて仕方ないんだそうですよ。

今年も残り2カ月足らずですが、まだ2作品ぐらいはできてきそうな勢いです。

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入荷案内 

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ファンテック
樹脂用カッター
モーターツール(ルーター)用のビットですが、たいへんオススメ!
一般的な先端ビットですと、よく切れる代わりにプラには強すぎて、削れ過ぎたり、回転が速いと樹脂が溶けてしまったりして、慣れないと扱いが少し難しい面があります。

こちらは、あえて切削性を小さめにし、樹脂が溶けてしまったりするのを抑えています。

じゃあ削れないのかというとそうではなく、十分に切れ、また切削面のキレイさも兼ね備えていて、たいへんに扱いやすい工具になっています。

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IBGモデル
1/35 スキャンメルパイオニア

個人的には、めっちゃカッコイイ車両だと思うんですけど。





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ブロンコモデル
1/35 トライアンフ2台とMPのセット
これだけで簡単なビネットが出来上がるセットになっています。
ブロンコのキットは、ちょっと高価ではありますが、その分、エッチングをおごったりして、価格に見合った内容になっていますよ。

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2017年11月14日 (火)

お客様の作品のご紹介

お客様から作品のお持ち込みをいただきました。どうもありがとうございます。

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かぶエリンギさん作品
タミヤ 1/35 タイガー1型初期型

最近、とても熱心に通ってくださる作者さんの、初めてのお持ち込みです。

戦車プラモの鉄板アイテム、タイガー1を作られました。

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塗装は、すべて筆塗りです。
いやいや、特に筆ムラもなく、キレイに塗られています。
光の当たり具合では刷毛目が見えますが、汚し塗装と区別がつかないので、まったく違和感なく仕上がっています。

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ピグメントを使った汚しも初めてとおっしゃってと思いますが、こびりついた土の表現がうまくいっていると思います。




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しかし、やっぱりタイガー戦車はカッコイイですね! 特にこのジャーマングレイの重厚さがたまりませんね。






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特に工作面で手は入れられていないはずですが、エンジングリルだけはエッチングパーツを使われてます。
これだけは、あるのとないのとでは印象が大違いなので、他の戦車でもぜひ使われることをオススメします。

最近、ミリタリー系の作品のお持ち込みがさっぱりなくて、少々さみしいと思っていましたので、たいへんありがたいですねぇ!
これからも、バンバン作っていただいて、飾らせて下さい。

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2017年11月13日 (月)

入荷案内

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タミヤ
1/24 メルセデスAMG GT3

クルマのレーシングマシンにはさっぱり疎い店主ですが、とりあえずカッコイイことは確かです。




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外装関係のパーツは、同社のR35GTRと同じく、サーフェイサーグレイ(勝手に命名)の成型色。一瞬、サフ塗装済みかと見まごうほど、タミヤのファインサフの色にそっくりです。




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TS100 ブライトガンメタル
同キット用の塗色も同時発売。
でも、いろいろなプラモ塗装に流用できそう。

TSカラーも、ついに100番というキリ番ですね。



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ハセガワ
1/24 ジャガーXJS

通は、「ジャガー」ではなく「ジャグワー」と呼ぶとか、あるそうです。
タイガー戦車のことを「ティーガー」とか「ティーゲル」と呼ぶ人がいるのと同じですね。


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1/24 BMW2002ターボ

先に発売されたキットのバリエーションが出ました。

それにしても不思議なのは、天下のタミヤからはBMW関連商品が販売終了になった(ホームページからは、画像まで削除されて、そういう製品があったことすら分からなくなっています)のに、なぜ他メーカーからはバンバン普通に新製品まで出るんでしょうね…?

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アオシマ
1/24 BNスポーツRX-7(FC) 

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2017年11月 9日 (木)

アネスト岩田 カスタムマイクロン 修理 その4

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さて、こちらが、部品交換後のテスト吹きの結果です

今回は、先に目安の赤線を書いてから、それを目標にしてやってみました。内容は、前回と同じです。

違いは一目瞭然です。部品交換前より、ダンゼン細くふけています。また、狙ったところから、きちんと噴霧が始まります。

細さは、HP-BPより細く吹けます。
吹き始めの位置も、バラツキが少なく、ボタンの操作にビックリするくらい正確に反応してくれます。
むしろ、赤線より左から噴霧が始まっていますが、これは、HP-BPやBRの操作に慣れているため、同じタイミングでボタンを引くと、反応が良すぎてフライング気味に噴霧が始まってしまうせいです。

また、線の太さがばらついているのも、わずかなボタンの動きにもシビアに反応してしまうため、腕の未熟さが露呈してしまっています…。

ワタクシ、今まで、エアーブラシの「ニードルストッパー機能は、プラモを塗装するぶんには特に必要ではない」と考えてきましたが、このガンだけは十分に有用だと思いました。一定の極細線を何本も描きたいとき、このガンでは、これを使わないと難しいのです。

右の余白に落書きしてあるのは、この機能を使っています。それくらい、高精度なガンと言えます。

とにかく、驚きの性能で、これは、実際に触って吹いてみないと分かりません。残念ながら、言葉では伝わらないです。それぐらいの、圧倒的な超高性能っぷりでした。
また、普通なら砂吹きになってしまうくらいの低圧でも、きれいな霧で出てくるほどです。

逆に言えば、ちょっとシビアすぎて使いにくいかもしれません。個人的には、プラモの塗装にここまで超高精度なエアーブラシが必要とまでは思いませんが、私のような道具好きは、持っていればなんだか嬉しくなるような気はします。

最後に、収納時の注意点を書き添えておきます。

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このニードルストッパー(プリセットアジャスタ)ですが、使用後はこのように多少なりとも開いた状態になっていると思います。
これで、ニードルの後退量を制限するわけです。




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いっぱいまで締め込むと、このように隙間(矢印部)がなくなるところまで締まりますよね。







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使用後、ニードルを清掃してテールキャップをはめていくのですが、この状態で締めていきますと…、







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この時点で、ストッパーがニードル固定ネジに当たります。
でも、テールキャップ自体はまだ締め込む余地があります。テールキャップの前に、ゴムのOリングがハマっているので、締める感触が重くなってきていて、ストッパーがすでに当たっている感触が薄いんですよ。
そのため、気付かずにこのままテールキャップが止まるまでグイグイ締め込んでしまう可能性があります。
そうすると、ニードルが固定ネジごと前へ押されて、必要以上にノズルに押しつけられてしまうことになります。
そうすると、ノズル先端やニードルを変形させて、ダメにしてしまいます。

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ですので、ストッパーはこのように開けた状態でテールキャップを締めていきます。







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完全に締め込んだ状態でも、ストッパーは固定ネジに触れていませんね。







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その後で、ストッパーを、止まるところまで、軽く右に回していくだけです。締め込んじゃダメですよ。その必要はありません。
すると、このようにストッパー側に少し隙間ができます。これでOKです。

要は、収納ケースのクッション材に収まればいいだけの話です。


以上で、マイクロン修理の件は終了です。
エアーブラシを中古で買ったり、人から譲ってもらうというのはよくあることです。
それ自体がいけないことだとは、まったく思いませんが、前オーナーの使用状態や知識の程度が十分には分からないので、それなりにリスクも伴うということは、知っておいていただきたいと思います。

(おしまい)

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2017年11月 6日 (月)

アネスト岩田 カスタムマイクロン 修理 その3

では、さっそく吹きつけテストをしてみます。

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まずこれは、修理前の現状確認の試し吹きをしたときの様子です。
(※念のため先に書いておきますが、ワタクシの、ガンの扱いの上手下手は、また別の話ですよ)

手持ちの2丁と比べています。
塗料は水性塗料で、カップからカップへ移して順次吹いています。

さて、説明の前に、少し話題から離れてしまいますが、ここでまず理解していただきたいのは、このときのガンの運行の仕方です。

縦の赤線のあたりから噴霧が始まっていますが、ここからガンを運行するのではありません。
まずのところにガンを持っていき、ここでボタンを押して(押すだけで、手前に引きません)エアーだけを出します。

そのまま右に向かって一定のスピードで運行し始めます。白矢印の区間ですね。ここは、エアーだけが出ている状態です。
そして、赤線のあたりから噴霧が始まるようにボタンを引いて、塗料を出します。ガンの動きは止めません。

この赤線は後から書いたもので、実際に吹いたときは、自分の感覚で「このあたりから」という場所でボタンを引いています。

細吹きを試したいのですから、「このあたりから塗料が出始めるだろう」という最小限のところまで、スッとボタンを引きます。

そのままずっと右まで運行し(ガンを止めない)、噴霧をやめたいところで、まずはボタンを前に戻します。その際に大切なことは、最後までボタンは押したままをキープして、エアーとガンの動きは止めないということです。言ってみれば、フォロースルーです。
そして、ボタンを前に戻し切ってからボタンを離してエアーを止め、ガンを止めます。これが、エアーブラシの正しい使い方です。つまり、「ボタンは押してから引き、前に戻してから離す」が原則です。

おそらくですが、最初の「押してから引き」はできていても、吹き終わりはパッとボタンを離してしまっている方もいらっしゃるのではないかと思います。自分も最初はそうでした。
これをやってしまうと、ニードルが戻る前にエアーが止まってしまうので、ノズルに塗料が少し残ってしまい、次にボタンを押した瞬間にそれが飛び散ってしまいます。
この経験をされたことのある方は、この吹き終わりの一連の操作ができていないかもしれません(ただし、エアーブラシ側に問題がある場合もあります)。

また、ボタンはいっぱいまで押し下げます。ボタンの押し加減でエアー流量調整はしません。それは、レギュレータやエアー流量調整のアタッチメント等で行うべきことで、ボタンは、引き加減にのみ集中します。そのために、流量調整ダイヤルが付いたガンまであるわけです。

余談ですが、トリガーアクションのガンは、トリガーを引く・戻すという操作だけで、この一連の動作を自動でやってくれる構造です。

この画像のようなことを、線の太さを変えながら繰り返し行うと、とてもよい練習になりますので、オススメですよ。
ただし、ニードルストッパー(プリセット)機能が付いたガンでは、それを使ってはダメです。練習になりませんので、ストッパーは全開で行ってください。

閑話休題。

この写真は、状態を依頼主様に説明するためにスキャンしたものを縮小しています。縮小したら見にくくなったため、コントラストを調整しているので、画像が粗く見えます。ご容赦ください。

ではこのテスト結果の説明をしていきますね。

比較のため、HP-BR(下位機種・0.3mm)とHP-BP(標準機種・0.2mm)で同じようにやっています。

HP-BRとBPは、左右にばらつきはあります(これは、ワタクシの技量のせいでもあると思っていただいて結構です)が、だいたい自分の思ったあたりから噴霧が始まっています。また、線の最初から、ほぼ一定の太さで引けていますね。
また、口径の小さいBPのほうが、言うまでもないのですが、より細い線になっています。

この2丁は使い慣れているので、どれぐらいボタンを引いたところで噴霧が始まるか、つまり、一番細く吹くにはどれぐらい引けばいいかを、指がだいたい覚えています。ですので、スッとその位置までボタンを引いているわけです。

逆に言うと、ボタンの操作に対して、それだけエアーブラシの反応がよいということでもあります。これが分かりにくいガンですと、塗料の出始めを探りながらボタンを引くので、吹き始めがずっと右のほうに行ってしまいます。また、出始めの位置がもっとばらつきます。

アネスト岩田のガンをやたらとオススメするのは、まずこの反応のよさが素晴らしく、断然に扱いやすいからです。

さて、肝心のマイクロン・CM-CPはどうでしょう?

今説明したとおり、噴霧位置が一定せず、ずっと右のほうからやっと始まっています。
つまり、細く吹きたいわけですから塗料が出始めた瞬間をキープして線を描きたいわけですが、自分の感覚としてはボタンを引いているにもかかわらず塗料が出ず、そこを探ってボタンを引いているうちにガンが右まで流れて、意図しないところから噴霧が始まる、という結果になっているわけです。

また、線の太さも、0.3mmのBRと大して変りませんし、霧の粒子も粗い感じで、下位機種にすら劣っています。
明らかにおかしいですね。こんなはずはありません。

そして、下のほうの赤丸で囲ったところは、左のほうに線がありませんよね。つまり、細く吹こうとして結局塗料が出ず、ボタンを前に戻したら、ノズルに溜まった塗料が押し出されて点状に出てしまった、というわけです。

この結果と部品の状態からして、まずはニードルとノズルの交換という対処に至りました。

ずいぶんと説明が長くなってしまいましたので、部品交換後の結果は次回にしますね。尻切れトンボですいません。

(つづく)

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